このコーナーは伝説のアダルトライターである舐達磨親方に、古き良き「あの頃のアダルト」を回想していただくものです。昭和、平成、令和の「男女の愛欲」を取材し続けてきた親方は、まさに歩く伝説。中高年読者の皆様も、若かりし頃にタイムスリップした気持ちでお楽しみください。

編集長より。

【裏ビデオ観つつ飲み放題食い放題、やり放題！の巻】

「ビデオ鑑賞会」なんてのがスポーツ紙の三行広告を賑わしたのが1987年頃でしたか。ワシも色んな所に客を装って（装ってじゃないかただの客か）出掛けて行きました。

　ビデオっつってもまぁ全部が裏ビデオで、もぉ観ているだけでもチ○チ○は勃起してしまいます。最初に潜入したのは、あれは確かJR西日暮里駅でしたか。駅前から公衆電話を入れると、その秘密の場所を教えてくれて、12～13分歩いてその目的のマンションへ。

　そこで再度電話を入れると、オートロックになっていて、初めて部屋番号を教えられインターフォンで確認してから中へ。10階だったか、ワシは部屋の前でピンポワァ～ンすっと、ちょいと太り気味のオバちゃんっつうかママさんが出迎えてくれ、お約束の大３枚（万札３枚）を払います。すると「お風呂に入って下さい」と浴衣とタオルを渡されバスルームへ。

　まずはシャワーを浴びてチ○チ○タマタマを念入りに洗います。でまぁ浴衣姿で指示通り台所へ行くと、そこには先客の男性２人と女性が５人いて、彼女たちはセクシィーなネグリジェ姿ですよ。テーブルにはお酒と料理が並んでいて、どうやら飲み放題食べ放題みたい。ビデオは、これがモロミエの裏ＡＶで激しく腰を振っております。

　いいかげんチ○チ○がムクムクしてきたところで、そばにいた20～28歳くらいの女性がワシを誘ってくれ、別室へご案内。そこにはすでに布団が敷かれていて、枕元にはコンドームが５～６個置いてあります。ワシはタマラズスッポンポンになって彼女を抱きしめチューしようとすっと、これがダメ。

　それじゃってんで全裸にムキムキしてオッパイモミモミ！　早々にコンドーム装着してズッコシ正常位！

　てなわけで後始末してもらい、また台所に戻ると、入れ替わりに別のカップルがその部屋に入ります。というわけでワシはしばらく腹ごしらえしてから今度は20歳ぐらいの若いコをワシの方から誘い、また別の部屋へ。このコが色白で巨乳！　若いせいかまぁ良く濡れること！　いやぁ２回戦までが限度というか、やれる人は３人を相手に頑張っておりましたなぁ。これで３万円は安い！　いま考えるとよくまぁこういうフーゾクが堂々と営業していたと思いますよ。スゴイ時代でしたねぇ！

【舐達磨親方プロフィール】

1952年、山口県岩国市生まれ。夜の世界のフリーライターとして、新聞や雑誌で数多くの男女の物語を紡ぐ。中でも独特の風俗体験ルポは絶大の人気を博す。