このコーナーは伝説のアダルトライターである舐達磨親方に、古き良き「あの頃のアダルト」を回想していただくものです。昭和、平成、令和の「男女の愛欲」を取材し続けてきた親方は、まさに歩く伝説。中高年読者の皆様も、若かりし頃にタイムスリップした気持ちでお楽しみください。

編集長より。

【フィストファックなんて言葉も話題を呼んだなぁ～の巻】

　最近はどうもストリップ劇場の噂を聞かない。でも話題にならないけど静かに営業している所もある。でもまぁ劇場の為にはあまり取りあげない方がいいってこともある。いまのこのご時世じゃね。

　それはさておき、1983年頃のストリップ大全盛期の話。まぁ色んなショーを楽しめた時代ですよ。中にはレズビアンショーってのもあって、女性２人の踊り子がイチャイチャしまくり、いよいよアソコを責めまくってなんと手をゲンコツにしてウコウコ挿入するフィストファックしちゃたりするのが見られたんです。これはちょいと話題になってオッサンたちは身を乗りだして食い入るように見ておりました。

　このストリッパー、ルビー明日香さんつって、要するにアソコを自分で鍛えたというか、自分のゲンコツを入れることが出来る唯一の踊り娘さんだったわけです。

　だからといって、それを見たオッサンたちのチ○チ○が勃起したかどうかは別として、間違いなく興奮はしていましたな。まぁ見せ物ですから驚かせてくれるわけですよ。とにかく頑張ってくれたわけです。

　元もは彼女もオ○○コは普通の大きさだったそうですが、筋肉を弛める薬を飲んで更に呼吸法のトレーニングもしまくったらしい。まぁ研究熱心なストリッパーでしたねぇ。

　とはいえ薬を服用し続けるのは良くない。体に悪いに決まっています。でも人一倍ショーマンシップが旺盛な踊り子さんですから、興行中は一日休まず務め上げておりました。見上げた人です。プロ根性というか、どんな困難があろうともやるとなったら試練の道を歩み続ける不屈の闘志の持ち主だったというわけです。エライ！

　というのも実は彼女、性格的に負けず嫌いだったみたいで、ただキレイというか可愛いだけで人気のあるストリッパーよりも注目してもらいたかったみたい。いま思えば彼女ってそんな若い方じゃなっかったし、なんとかもっと頑張って目立ったことしなきゃって気合いを入れまくってたみたい。わかるなぁその気持。ワシみたいなオッサンにはその心根がヒシヒシと伝わってきますよ。よおし！　このチ○チ○をギンギンに勃起させて思い切り振り回したらんかい！　なんてね。

【舐達磨親方プロフィール】

1952年、山口県岩国市生まれ。夜の世界のフリーライターとして、新聞や雑誌で数多くの男女の物語を紡ぐ。中でも独特の風俗体験ルポは絶大の人気を博す。