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キャッチアップ

このコーナーは長年「週刊大衆」の専属記者として夜の世界を中心に地を這う取材を行ってきた久慈修人が、これまでの記者人生で得た経験や思い出、そして今現在気がついたことを徒然なるままに呟く独り言です。ネタ元が主に週刊大衆ということもあるため「都市伝説的な形式」でお送りさせていただいております。つまり、信じるか信じないかは読者の皆様次第です。思わず腰をぬかしてしまうような奇妙な話、懐かしいあの頃の話、目頭が熱くなるような感動的な話、そしてただのタワゴトなどその内容は多岐にわたっておりますが、同世代のベテラン記者の話は夕やけ大衆の読者の皆様にもきっと深い共感を与えることでしょう。ここでは肩と股間の力を抜いてお楽しみください。
編集長
【半沢直樹・香川照之の東大合格と母の浜木綿子を取材した思い出】
『半沢直樹』(TBS系)が好調だ。人気を支えるのが主人公を取り巻く、強烈なキャラクターたち。特に、前作で半沢に土下座させられた大和田暁取締役を演じる香川照之が、相変わらずいい味を出している。
香川照之といえば、思い出すことがある。1984年春。東京大学の合格者発表が行われた場で、女優・浜木綿子が喜びの声を上げるシーンがフジテレビの「スーパーニュース」スタッフによって、中継された。なんでも息子(香川照之)が東大に合格したというのだ。浜木綿子には、離婚した市川猿之助(現猿翁)との間に一人息子がいる。その彼が東大に合格、というのは結構なビッグニュースだった。
さっそく、『週刊大衆』でもこの話題を取り上げることとなった。記事の担当をすることとなったのは、かくいう私。しかし、合格発表の場で、浜木綿子のインタビューに成功したのはフジテレビのみ。フジテレビのスタッフルームに出かけて、浜木綿子が喜びの声を挙げるインタビューに答える姿を確認させてもらうことにした。
応対してくれたのは、当時番組のスタッフだった故・逸見政孝アナウンサー。当時は、テレビ局内の規制も今ほど厳しくはなく、逸見さんはVTRを快く見せてくれた。めちゃくちゃいい人だったなあ。その後、ガンでお亡くなりになったのは実に残念だった。
香川の出身校、暁星高校にも出かけて、「どういう生徒だったか」という話を取材して、記事にした記憶がある。「ものすごくよくできた生徒だった」という話が聞こえてきた。
それから4年経って、香川は卒業。俳優人生を歩み始めた。東大を出て俳優になるのもなんだかもったいないような気もしたが、それも人生。香川という役者がどういう風に育つのか、興味津々だった記憶がある。
その後の香川の活躍は、ご存知の通り。重厚なドラマに欠かせないバイプレイヤーとしてさまざまな作品に出演。父・市川猿翁との関係も修復され、市川中車として歌舞伎の舞台にも立っている。そんな香川の代表作となったのが、『半沢直樹』。大和田常務役はまさにハマり役だった。
そんな香川が『半沢直樹』に戻ってきた。第一シリーズとは違い「原作には登場しない」ということで、テレビドラマオリジナルキャラとして伸び伸びと演じているように感じる。「恩返しです」「お・し・ま・いdeath」などの名言も毎回登場し、視聴者の目を釘付けにしている。
そんな彼を見るたびに、フジテレビのスタッフルームで見せてもらった、「息子の合格を喜ぶ浜木綿子」の映像が頭に浮かぶのである。
文)久慈修人『週刊大衆』専属記者。【Twitter】@SayEach
(編集)スナイパー神津『週刊大衆』編集部員。【Blog】https://sniperkozu.com
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