【山之上彼方プロフィール】

陰謀説・オカルトライター。木曜スペシャルやUFO、1999年終末予言などに心震わせ青春を過ごしたオカルト世代。あの世とこの世は本当に地続きかもしれないと思っている。ましてや宇宙人がいないわけがないと断言する情熱家でもある。

【ＣＩＡといえばユリ・ゲラー】

8月17日、こんなニュースが。アメリカの司法省が中国のスパイとして活動していた容疑で、アメリカ中央情報局（CIA）の元職員を逮捕したと発表しました。

逮捕された元職員は、2001年3月に香港で外国の情報機関に機密情報を渡し、その報酬として受け取った現金5万ドル（約530万円）を数えている姿がカメラに映っていたといいます。ここで私が思ったのが「機密情報って意外に安い？」ということ。このニュースを知る直前にサマージャンボ7億円の電車広告を見たせいかもしれません。が、命がけで、国の情報を売るわけです。ヘタをすれば拷問される危険もあるあけです。それが530万円……。私ならそんな危ない橋、そのギャランティでは渡りません。せめてセキュリティに優れた家一軒建てれるくらいは欲しい！　念のため何を買えるか「530万円 買える」で検索したら、中古のミニバンがヒットしました。

それはさておき、ＣＩＡと聞いて思い出すのが、70年代、日本に「スプーン曲げブーム」を巻き起こしたユリ・ゲラーです。私も『木曜スペシャル』が楽しみでした。そしてテレパシー、透視、念力と節操のない超能力者ぶりを発揮する彼に驚愕したものです。

さて、その彼が2014年、久々に来日した際、スプーン曲げは「世間を欺くためのカムフラージュ」と激白したのです。実はアメリカの政府に協力し、国が有利になるよう、テレパシーで他国の高官を操っていたとのこと。

おおぅ、魔法の世界にもオンラインの風が……。

さて、トランプvs魔術師同盟も興味深いですが、もう一つ忘れてはいけないのが、「宇宙人についての公約」です。

マジか……。私たち日本のチビッ子が、彼の真似をしてスプーンをガシガシ曲げているその裏で、なんということを……！

それ以来、ＣＩＡといえば、私のなかではユリ・ゲラーなのです。

さて、そのユリ・ゲラーですが、再度彼の名で検索すると、なんと占いコンテンツをたくさん持っていました。しかも一部無料で「あの人が隠すリアルな想い」など、私たち一般ピープルの小さくささやかなお悩みに沿った項目も、豊富に用意してくれています。

ＣＩＡで振るったその超能力で私の未来も見てほしい。ということで、「完全無料 一か月先のあなたを占う！」にチャレンジしてみました。

出た結果を要約すると「カッとなってキツイことを言わないように」という、シンプルながら重みのある忠告でした。そして、「有料版では、私の能力を惜しみなく使ったもっと詳しい結果をご覧いただけます」とやさしく促されました。

ううむ今は金が惜しい。もう少し生活に余裕ができてから、また来ます……。

きっとそんな私の心も、ユリ・ゲラー海の向こうでお見通しでしょう。