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このコーナーは長年「週刊大衆」の専属記者として夜の世界を中心に地を這う取材を行ってきた久慈修人が、これまでの記者人生で得た経験や思い出、そして今現在気がついたことを徒然なるままに呟く独り言です。ネタ元が主に週刊大衆ということもあるため「都市伝説的な形式」でお送りさせていただいております。つまり、信じるか信じないかは読者の皆様次第です。思わず腰をぬかしてしまうような奇妙な話、懐かしいあの頃の話、目頭が熱くなるような感動的な話、そしてただのタワゴトなどその内容は多岐にわたっておりますが、同世代のベテラン記者の話は夕やけ大衆の読者の皆様にもきっと深い共感を与えることでしょう。ここでは肩と股間の力を抜いてお楽しみください。
編集長
【韓流スターの凄まじき勢い】
7月2日発売の『女性セブン』が、綾瀬はるか(35)の「交際」を報じた。お相手は韓流スターのノ・ミヌ(34)。……と言われても、「誰やねん」という感じでさっぱりイメージが湧いてこないが、これはかの国でも事情は同じようで、「(日本の有名女優、綾瀬はるかと付き合っているという)ノ・ミヌとはどんな人?」と報じる韓国メディアもあったという。要するに、誰もがすぐにでも思い浮かぶほど知名度の高い韓流スターではないようだ。
彼の母親は日本で歌手活動をやっていたということで、彼自身日本語がペラペラ。X JAPANのYOSHIKIがプロデュースした四人組ロックバンド「TRAX」のドラマー、Roseとして芸能界デビュー。2年後に脱退した後、兵役について芸能界を一時離れて、復帰後、俳優やモデルとして活躍しているという。
女性セブンによれば、二人が本格的に交際しはじめたのは、2018年から。最近のミヌの芸能活動の基盤は日本で、多忙な綾瀬も時間を縫って愛を育んでいたという。
ところが、このニュースが流れたとたん、双方の事務所は交際を否定。公式には、この交際報道は「誤報」ということになってしまった。まるで狐につままれたような感触だが、綾瀬の事務所が「友人ですが、それ以上の関係ではありません」と答えているところから見て、全く根も葉もない噂話とも思えないのだが、まあ、「そんな話があった」と記憶に留めておくことにしよう。
それにしても韓流スターの勢いはすごい。BTS(防弾少年団)などは、2019年にグラミー賞のプレゼンターを務め、アメリカの音楽チャート『ビルボート200』で1位となるなど、その活躍はワールドワイド。いまや、K-POPは、世界を席巻している。
日本でも、まだまだ「韓流ドラマ」の人気は高く、雑誌やネット記事でもブレイク。K-POPにも根強いファンがいる。世界戦略という面で、日本は韓国にかなりの遅れを取っているということだ。
そんななか、「国民的人気女優」までもが、韓流スターに取られるということになると、日本人としては寂しい限り。思い起こせば、バラエティタレントの関根麻里が「K」という韓流スターにかっさらわれたときも軽いショックを受けたが、綾瀬はるかとなるとその衝撃たるやいかばかりか。
それだけに個人的にも、二人の「交際」が誤報であってほしいと願うばかりだ。
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