6位には24年2月に女優復帰する沢尻エリカ（37）。彼女の美裸身ファックが拝めるのが映画『ヘルタースケルター』（12年）だ。

　沢尻は全身整形を施して時代の寵児になったヒロインのモデル・りりこを熱演。

　セックスとクスリに溺れ、精神に異常をきたして転落する姿を見事に演じきった。

「07年、映画公開初日の舞台挨拶で“別に……”と言って大バッシングされ、仕事を干されていた沢尻の復帰作だけに、本人も気合入りまくりでしたね。　映画の冒頭、全身に巻かれた包帯を外すと、彼女のおわん型の美乳があらわになる。ピンクの乳首と乳輪の美しさも別格でした」（映画ライター）

　彼女が恋人役の窪塚洋介と、楽屋の鏡の前で乳を揉まれながら、立ちバックからの駅弁でイタす場面もエロかった。

「バックで貫かれた彼女が、窪塚の腰使いに合わせて尻をグラインドさせるんですが、あのシンクロ度の高さは異常（笑）。沢尻のテクニシャンぶりが窺えました」

　と下関氏が言う。続けて、

「マネージャー役の寺島しのぶにクンニを命じた後、なれなれしい態度を取るようになった彼女に“てめ～、一回マ○コ舐めたくらいで、調子に乗ってんじゃねーよ！”と毒づく姿は“リアルエリカ様”を彷彿とさせましたね」

　5位は傑作ハードボイルド映画『蘇える金狼』（79年）で、松田優作を相手に全裸のファックシーンを演じた風吹ジュン（71）。

　昼は目立たない経理マンだが、実は格闘技と射撃のエキスパートで野心家の松田は、会社役員の愛人だった彼女を強奪して、自分の女にしてしまうのだ。

「風吹に催淫薬入りのワインを飲ませてホテルに連れ込んだ松田が荒々しく彼女を犯すシーンは迫力満点。　美乳を揺らし、ロングヘアを振り乱して立ちバックと対面座位で貫かれ、息も絶え絶えになる風吹の色っぽさは圧巻でした」（映画誌記者）

　下関氏が回想する。

「当時の風吹は売れっ子モデル兼女優の、いい女。まさか脱ぐとは思ってなかったので、全裸になったと聞いて急いで映画館に走りましたよ。長身の松田に蹂躙される風吹の26歳の美裸身は、見応えがありました」

　4位は、元夫の逮捕と離婚で“渦中の人”となった南野陽子（56）。

　80年代のトップアイドルだった彼女は、映画『寒椿』（92年）で初脱ぎ。24歳のヌードがアイドル時代のファンを騒然とさせた。

　高知でバスガイドとして働いていたヒロインの南野が父親の借金のカタとして遊郭に売られ、苦労しながら売れっ子の芸妓になるまでを描いた文芸大作で、

「初めてついた客に着物の襟をはだけられた彼女はイヤイヤしながら抵抗しますが、両腕をつかまれて、おっぱいを露出させられる。　その際に披露したのは、おわん型の小ぶりな乳房に、桜色の乳首がちょこんと乗った美乳でしたね」

　と、秋本氏が言う。

「南野本人もまんざらじゃなかったようで取材時に“（おっぱいが）儚はかなげでよかったでしょ？”と笑顔で語ってくれたのを覚えてます」

　ここからは20代部門のベストスリー。

　3位は映画『遠雷』（81年）で、あっけらかんとした脱ぎっぷりのよさを見せてくれた石田えり（63）。

　彼女が演じるのは、首都圏近郊の農家でトマト栽培に精を出す青年（永島敏行）の見合い相手で、のちに彼の嫁になるトッポイ娘。

「見合いした日に“ホテル、行こっか”と言われて、モーテルに行った彼女は入浴シーンで、たわわなおっぱいを惜しげもなく露出。　ベッドでニコニコしながらエッチする屈託のなさが、なんとも魅力的でした」

　と石田を絶賛する秋本氏が、こう続ける。

「彼女の大輪のひまわりのような明るさとスケールの大きさは、イタリアのグラマー女優を思わせるものがありましたね」