――体験人数が約35人ということですが、気持ちよくなったのは何回目からですか？

「2回目からです。最初だけ処女膜が破れて血が出たので痛かったんです。それで忘れられないエピソードがあって、その処女膜の血を拭ってトイレの壁に擦りつけたんです。まだその公園のトイレには血の跡があると思うんです」

――その血を見たら、さらに心霊スポットの噂が広がりますよ(笑)。

「初体験から3年後、その血を見に行ったら茶色くなって残っていました。それを見て『これが私のアナザースカイ』だなって思いました(笑)」

――ははは(笑)。美談にしていますね(笑)。

「ラブホテルでも家でもエッチができないから、地元にいる時はそこに相手を呼び出して、毎回エッチをしていたんです」

――もはや聖地ですよ(笑)。その約35人の中で彼氏は何人ですか？

「彼氏は5人くらいで、他の相手は友達の紹介や出会い系アプリで知り合いました」

――その中で最高のエッチはありますか？

「どれも気持ちいいんですけど、ショッピングモールでフェラチオをしたのは興奮したし、いま思い出してもニヤけます」

――ショッピングモールは広いんですけど、どこでフェラチオをしたんですか？

「1階のカート置き場です。何故か陰になっていてフェラチオをしやすかったんです」

――いろんな意味で「穴場」なんですね。どういう流れでそんな場所でフェラチオをしたんですか？

「その時に付き合っていた彼がデート中にボッキしていたんです。それを見て『かわいいな』と思いフェラチオしちゃいました。でも、技術がないので彼をイカせることは出来ませんでした」

――いまの話もドキドキしますが、「これはヤバかった！」というセックスはありましたか？

「ヤバいセックスしかしたことがないんです。でも、それは状況がヤバいんじゃなくて、人間関係がヤバいんです」

――どういうことですか？

「寝取り系です」

――そういうことですか。

「知人の相手を寝取ることに興奮するんです」

――それは性癖ですか？

「肉体ではなく脳で感じる性癖なんでしょうね」

――その性癖は初体験の相手が人気者だけど、彼氏じゃなかった経験から来ているんですか？

「そうですね。最初の経験が大きかったんです」

――禁断の関係の方が燃えちゃうんですか？

「燃えますね～！　想像力が豊かなので人間関係を重視するんです。場所の興奮は視覚的じゃないですか。でも、非日常的なセックスを味わうには人間関係が全てなんです」

――そうなるとナンパやワンナイトの相手では、そこまで燃えないんですか？

「ナンパが嫌いなので燃えないかもしれないです。誰にでも声をかけている人には興味がないんです」

――そうなりますよね。それはバッグや洋服など、知っている人が持っていると欲しくなるのと似ている現象ですか？

「ああ、そうかもしれないです。完全に性癖です。禁断の関係が死ぬまで好きなんでしょうね」

――ということは結婚は難しいじゃないですか？

「でも、私の性癖と似ている人はいますからね。お互いに分からないように浮気するのは構わないんです」

――思いがけないところから性癖が判明しましたが、ちなみに性感帯はどこですか？

「やっぱりポルチオですね」

――子宮口近辺が気持ちいいんですね。それは指ですか？　チ〇チンですか？

「やっぱり亀頭に刺されたいです。短いチ〇チンでも私の膣が短いので奥まで届くんです。そこまでチ〇チンの形状にこだわりはないんですけど、好みを言えば太くて長くない人がいいです。長すぎると痛いんです」

――硬さは？

「硬いのはめっちゃ好きです」

――ポルチオはどこで開発されたんですか？

「オナニーの振動がポルチオまで伝わるので、自然と開発されました」

――セルフ開発ですね。プライベートでも潮は吹きますか？

「手マンでは吹きやすいですけど、興奮しないとハメ潮は吹かないです。だから、今後どこまで開発されるのか楽しみです」