ファッションデザイナーのコシノ3姉妹を描いた『カーネーション』（11年後期）で、ヒロインを演じた尾野真千子（41）は、映画『真幸くあらば』（10年）で全裸のオナニーを披露。

　彼女が演じたのは、かつて自分の婚約者を殺害した殺人犯と文通をするうちに、彼に心ひかれてしまうヒロインという難役だったが、

「実際に会うことが、かなわない2人は、同じ時間にオナニー。満月の夜に刑務所内と彼女の自室で自らを慰めることで、愛を確かめ合おうとします」（前同）

　月明かりの差し込む部屋で全裸になった尾野は、豊乳を左手で抱えると、指先で赤黒い乳首をコリコリと刺激。右手を股間に差し入れて女性器をイジる。

　右手の動きが早まるのと同時に、彼女は首を大きくのけ反らせて昇りつめた。

　同じ『カーネーション』で、晩年のヒロインを演じた夏木マリ（70）も、美裸身には定評があった。

　映画『北の螢』（1984年）で、明治時代の北海道にある刑務所の典獄（所長=仲代達矢）の情婦にふんした彼女は、荒くれ者たちの前で大股開き。男にクンニをさせるシーンで見事な裸身を公開してくれた。

「彼女は、『里見八犬伝』（83年）、『鬼龍院花子の生涯』（82年）でも全裸になっていますが、欧米女性にも引けを取らないグラマラスボディの持ち主。　手足が長くてツンと上を向いたおっぱい、くびれたウエスト、豊満なヒップはまさに、ボン、キュッ、ボン！　でした」（下関氏）

『まんぷく』（2018年後期）で、インスタントラーメン発明者の妻を演じた安藤サクラ（37）も、濡れ場では脱ぐのが当たり前。

　映画『俺たちに明日はないッス』（08年）は、彼女の初々しいフルヌード濡れ場が見られる1本だ。

　セックスのことしか考えていない男子の群像劇で、安藤は男の一人が初エッチする同級生役を演じている。

「彼女の頑張りで、初セックスが生々しく描かれます。緊張のあまり勃たない男子生徒と、小休止を挟んで合体するとか、青春ですねぇ」（映画ライター）

『万引き家族』（18年）では、オバチャン体型にするために増量。背脂ののった体でリリー・フランキーと汗まみれの全裸セックスシーンを披露した彼女だが、

「『俺たちに～』では、細身な安藤の三角錐形のとがり乳が拝めます」（前同）

　ニッカウヰスキーの創業者夫妻をモデルにした『マッサン』（14年後期）で、主人公の青い瞳の妻を演じたのは、シャーロット・ケイト・フォックス（37）。

　彼女は、米国時代に撮った映画『誘惑のジェラシー』（15年）で一瞬だが、ヘアヌードを披露している。

「ミステリー仕立ての恋愛ドラマです。『マッサン』の彼女は、金髪に染めてましたが、地毛はブルーネット（栗色）。実際、この映画では、アンダーヘアもブルーネットでしたよ」（前同）

　一方、芝居ではないところで乳首ポロリ、をやらかしたのは、『ごちそうさん』（13年後期）でヒロインの料理人を演じた杏（36）。

　彼女が女優デビュー前、パリコレ出演経験のあるファッションモデルだったことは有名だが、

「あるとき、透けた生地の服を着てさっそうとランウェイを闊歩。彼女の乳首は丸見えになっていました。　本人も気がついていたと思いますが、顔色ひとつ変えなかったのは、プロとして当然とはいえ、立派でした」（女性誌記者）

　ちなみに杏は微乳で、薄いコーヒー色の乳首だったことをつけ加えておこう。

『まんてん』（02年後期）で、宇宙飛行士を目指すヒロインを演じた宮地真緒（39）は、映画『失恋殺人』（10年）で初脱ぎ。全裸の濡れ場を披露している。

「嫉妬深い夫を持つ人妻役の彼女が、歯科医と不倫。診察台の上で服を脱がされ、B87のFカップ巨乳をもてあそばれるシーンは、迫力“まんてん”でした」（前出の芸能記者）

　宮地は、01年のフジテレビ・ビジュアルクイーンオブザイヤー、02年の旭化成水着キャンギャルを歴任したナイスバディの持ち主。

「『まんてん』でも、Tシャツの彼女がデカパイを揺らしながら走るシーンが、やけに多かったのを覚えてますよ（笑）」（下関氏）

『わかば』（04年後期）で、建築家の父親を阪神大震災で亡くし、同じく建築家を目指すヒロインを演じたのは、原田夏希（38）。

　彼女は、映画『極道の妻たちNeo』（13年）で鉄火な姉御役を熱演。全裸の濡れ場にも挑戦した。

　原田は極道の妻になったが、抗争で命を落とした、かつての恋人（袴田吉彦）のことが忘れられず、形見のドスを大切にしている。

「濡れ場は、回想シーン。袴田に美乳を揉まれ、乳首を吸われて、よがり悶える原田の艶技はフル勃起ものの迫力です」（映画ライター）

　主演は黒谷友香だが、

「美形の原田がケバい化粧で演じる極妻は、意外なほどハマっていた。ほどよい大きさのおっぱいも“極”上品でした」（下関氏）

　往年の朝ドラ主演女優も、ヌードと濡れ場の達人ぞろいだ。『走らんか！』（1995年後期）で、ヒロインを演じた菅野美穂（45）は、97年、20歳の誕生日にヘアヌード写真集『NUDITY』（ルー出版）を発表。漆黒の剛毛ヘアとおわん型の美乳、ピンクの乳首は、一大センセーションを巻き起こした。

　さらに、映画『さくらん』（2006年）で花魁にふんして、濃厚な濡れ場を披露した。

「菅野の豊満な胸を、男が背後から揉みしだくシーンは興奮しました。彼女が背中と尻を見せながら、騎乗位で腰をくねらせる場面も、色っぽかった！」（前出の織田氏）

　明治時代、映画作りに情熱を燃やした男女を描いた『ロマンス』（1984年前期）でヒロインを演じたのは、樋口可南子（64）。

　80年代、映画で脱ぎまくっていた彼女だが、

「『北斎漫画』（81年）で、全裸の樋口が大ダコと絡むシーンの妖しさは、今も語り草です」（映画ライター）

　朝ドラの最高視聴率62.9%を記録した『おしん』（83年）で、主演した田中裕子（67）は、同じ『北斎漫画』で、あっけらかんと脱いでいる。

「彼女が演じた北斎の娘は、おっぱいを出したまま、昼寝してしまうような自然児。　映画の終盤で、年老いた滝沢馬琴（西田敏行）に“おっぱい吸ってもいいですか”と言われて、“たんと吸ってください”と、おっぱいを差し出して美乳を吸わせるシーンも、記憶に残る名場面です」（前同）

　母と娘の日常を描いた『青春家族』（89年前期）で母親役を演じた、いしだあゆみ（74）は、映画『野獣刑事』（82年）で、お宝ヌードを披露している。

「緒形拳が演じる刑事の情婦にふんした彼女が、彼の目の前で挑発するように服を脱いでいくんです。　見た目はきゃしゃないしだですが、おっぱいは想定外の豊乳でした」（下関氏）

『おはようさん』（75年後期）でヒロインのOLを演じた秋野暢子（66）は、映画『片翼だけの天使』（86年）で、ソープ嬢役を熱演。

　バツイチの推理作家（二谷英明）と、気のいいソープ嬢の奇妙な純愛を描いた作品で、

「ソープシーンはかなり濃厚。泡踊りは当然として、秋野が二谷の足の指やペ○スを丹念にしゃぶる場面はエグかった。彼女のおっぱいが見かけより豊満だったことも、うれしい驚きでした」（前同）