――そもそも性の目覚めはなんですか？

「小学校6年生の時に塾に通っていたんですけど、男子がエロ漫画を持ってきて見ていたんです。それを見たら『えっ？　なにこれ？　ムラムラする』っていう感情が湧いたんです。エロ漫画のシチュエーションが拘束作品だったので衝撃的でした。それからは塾に行くモチベーションがエロ漫画を見に行くことになりました(笑)」

――いきなり拘束系でしたか。そのムラムラの感情は肉体にも影響はありましたか？

「クリトリスがジンジンする感じがしました。小学校2、3年の時から無意識にクリトリスを触っていたので、気持ちいい感覚を知っていたんです。でも、その行為がオナニーとは知りませんでした」

――でも、エロ漫画を見たら気持ちいい部位がジンジンしたんですね。無意識にクリトリスを触っていたということですが、無意識といっても大事な部分を触っているんですから多少の意識はありますよね？

「当時のアニメで裸になるシーンがあり、それがエッチに見えたんです。そういうシーンを観ていた時に手持ち無沙汰で自然と触っていたんだと思います。その頃は、クリトリスを直接ではなくてパンツ越しに触っていました。名前も分からないんですけど突起物があり、そこを触ったら気持ちいいと気が付いたんです」

――性のエリートですね。

「そうなんです。性に目覚めるのが早かったんです」

――その後、その行為がオナニーと知った時はどう思いましたか？

「中学生くらいでオナニーと知ったんですけど後ろめたさはなくて、ただ快感の方が勝ちました」

――オナニーと自覚した時にイク感覚はありましたか？

「イク感覚は知らなかったです。初体験も18歳と遅かったのでイク感覚はここ4、5年くらいで分かりました」

――その初体験のお相手は？

「初めて付き合った23歳の彼氏で、私は高校を卒業して働いていました」

――初体験の率直な感想は？

「オチ〇チンが入るのが初めてなのですごく不思議な感覚でした。オナニーはしていたので挿入される感覚よりも、おっぱいやアソコを舐められたり、触られたりする愛撫の方がすごく気持ちよかったです。友達からは気持ちいいものだとは聞いていたんです。だから、実際に体験したら『確かに気持ちいい』と思いました」

――痛さはなかったですか？

「痛さはなくて、不思議な感じと気持ちいい感じが相まって一瞬で終わった感覚でした。時間としては長かったはずなんですけど、初体験だから戸惑いがあって、気が付いたら終わっていました」

――ボッキしたチ〇チンを初めて見た感想は？

「エロ漫画で見ていたから感動はなかったですし、こういうものなんだと思いました」

――ははは、こういうもの(笑)。フェラチオもしましたか？

「その時はオシッコが出る部位だし汚いと思ってしなかったんです。彼もそのことを理解していたから、クンニはされましたけどフェラチオはしませんでした」

――余裕があるステキな彼氏でしたね。そこからAVデビューまで経験人数は何人ですか？

「10人です」

――普通でいいですね。その中で面白エッチエピソードはありますか？

「代々木公園で手マンをされたことくらいです」

――入門編ですよ(笑)。

「他の女優さんみたいにドエロエピソードはないんです」

――本当ですか？

「ちょっとオラオラ系で子どもっぽい彼氏がいて、彼はSッ気もあり腕を拘束されてエッチをしたり、上半身を噛みまくられたりした経験はあります」

――噛む！？　それは彼氏がそういうフェチだったんですか？

「『痛い！』って言っているのに、『へへへ』って言っているんです。上半身を全部噛まれたから、シャワーを浴びる時に痛かったです」

――それはかなりのヘンタイですね。

「それってヘンタイですか？　ノーマルと思っていました(笑)」

――ははは(笑)。かなりハードルが高い行為ですよ。そういうオラオラ系の責めをされるとどうなるんですか？

「ちょっと感じますし、オラオラ系のエッチも支配されるのも好きなんです。でも支配されすぎると、私に変なスイッチが入ってSに豹変するんです」

――それはちょっとヘンタイチックでいい話です。一番気持ちよかったエッチのエピソードはありますか？

「正常位で奥まで突かれて気持ちいいことを発見したエッチです」

――それも平和なエピソードです。何人目の彼氏で奥の気持ちよさに目覚めましたか？

「5人目の彼氏です」

――5人目まで全然開発されていなくて本当に純粋ですね。

「愛撫が好きで気持ちが満たされていたんです」

――その5人目の彼氏はそれまでの彼氏となにが違いましたか？

「エッチが上手でオチ〇チンの大きさが合っていたんです。経験豊富な彼だったので体位もいろいろやってくれたし、一番気持ちよかったのはその彼氏とのエッチでした」

――ちなみに好きな体位はなんですか？

「正常位です。オチ〇チンが大きくなさすぎればバックも好きなんですけど、バックだと人によってあたり方が違うんです」