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道ならぬ恋に燃え上がる男と女。秘めた欲望を解き放ち、あふれ出す歓びの蜜。これぞ真のまぐわいだ!
「石田純一は“不倫は文化”と言って大バッシングされましたが、実際、不倫をテーマにした文学や芸術は数多く、社会現象にまでなった作品も数多いんです」
こう語るのは、映画評論家の秋本鉄次氏。1997年公開、黒木瞳(62)の『失楽園』は、その代表格だ。
「不倫の恋の炎に身も心も焼き尽くされた2人。“くっついたと同時に薬で死ねば、死後硬直で2人の体は離れない”と心中を決意して、赤ワインに混ぜた毒を口移しで飲んで、局部を結合させたまま息絶えるという壮絶な最期に至るまで、ここまでやるかという濃厚なセックス描写で、表現しきってくれました」(前同)
特筆すべきは、相手役を務めた役所広司との露天風呂での性交。
「過去の性体験を振り返るような大人の会話をしながら、徐々に欲情する2人。“キミには才能があったから。なんといってもココが良かった”と、浴衣姿の黒木の局部に手を伸ばして、こね回すんです。彼女もすっかりスイッチが入り、役所を見つめる瞳は、“めちゃくちゃにして!”と言わんばかりでした」
と言うのは映画ライター。続けて、
「次の場面では湯煙の中、対面座位で結合して、艶かしく腰を上下させます。役所の手は黒木の右の乳房の柔らさを楽しんでおり、ときおり、指の間から飛び出す乳首は勃起度マックス。 その先端を吸い上げられると、“ああぁ~”と失神してしまいそうなほどの歓喜の表情でイキ果てていました」(前同)
元セクシー女優の範田紗々さんも、そのイヤラしさに思わず「ジュン」となったとか。いわく、
「“今夜は帰らなくてもいいんだ”と、不倫ならではのセリフで女性を酔わせ、シャワーも浴びさせずに、お互いを貪り合うなんて本当にドキドキしました」
2010年にNHKで放送された『セカンドバージン』は、鈴木京香(54)演じる出版プロデューサーの女性と、長谷川博己演じる17歳年下の妻帯者との不倫愛を描き、世の女性を夢中にさせた。
「男の滞在するホテルを訪ねると、貪り合うかのように唇を重ね、激しく舌を絡ませ合う。鈴木は豊満な肉体をまさぐられ、うっとりとした表情。ベッドに押し倒されると、激しく突き上げられて巨乳を揺らし、“あぁっ、あぁ~”と歓喜の叫び声を上げます。 そんなシーンがNHKで見られることも話題で、世の多くの女性たちを不倫愛へと走らせたのではないでしょうか」(芸能記者)
14年に放送された上戸彩(37)主演の不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)は、同年の新語・流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象となり、17年には映画版が公開されて大ヒットした。もちろん、最大の見どころは、彼女と斎藤工の不倫セックスだ。
「布団がはだけて谷間が覗く上戸と斎藤の濃厚なディープキスに始まり、布団の中での執拗な愛撫に身悶える彼女が、絶頂を迎えるアヘ顔まで見せてくれたのは、この作品だけ。全裸の上戸が後ろから抱かれて、隠れ巨乳を揉まれて感じる表情も、色っぽかったです。 衝撃的だったのは唇を撫でられ、その指を咥えての“指フェラ”。ぽってりとした唇の動きと妖艶かつ巧みな舌使いがエロかった」(前出の映画ライター)
範田さんが、「アクロバティックな体位やプレイというのも、不倫セックスならではでしょう。夫婦の間では、やらないことをして、非日常に没頭したいという気持ちが、そんなシーンで表現されているような気がします」と言うように、激しくも大胆なセックスは、不倫濡れ場の特徴だ。
たとえば、秋吉久美子(68)が津川雅彦演じる建築家との不倫に溺れる人妻を演じた、85年の『ひとひらの雪』で見せたのが、まさに、そんな男女の姿だった。
「印象的だったのは、秋吉が津川の手をきつく縛り、自由を奪って行うセックス。手を縛られながらも、津川はねっとりとした、いかにも中年男というキスで彼女をトロけさせ、秋吉の真っ赤な襦袢の裾をまくり上げて局部をもてあそぶ。
そして、飛び出した巨乳に吸いつき、そのピンクの先端を口に含んで、ねぶり回すんです」(映画誌記者)
さらに“口撃”は続く。
「“目を開けて見てごらん”と鏡に映った自分の、あられもない姿を見せられた秋吉は、“お願い、抱いて! 思い切り!!”と自ら施した津川の手の戒めを解く。バックから激しく突き上げられながら、こぼれ出たバストを揉みまくられ、声にならない声を上げる姿がエロすぎました」(前同)
一方、体位の豊富さならば、巨乳で知られるかたせ梨乃(65)が97年の『身も心も』で見せた、柄本明との禁断の性交は語り草だ。
「かたせは柄本の愛人役。対面座位に始まって、正常位、バック、女性上位と体位を替えながら、推定Gカップの爆乳を激しく揺らしまくっているんです。 当時、39歳と、最も充実した彼女の爆乳は、柄本の手には、とても収まりきらないボリューム。体を密着させるたびに柔らかく形を変え、吸いついていくようで、文字通り男を包み込むようでした。 快楽を追求することに躊躇のない、居直った不倫のリアルな姿を見た気がしました」(秋本氏)
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