こんな乱痴気騒ぎを主導したシュン＆リンコとは、いったい、何者なのか。

「田渕容疑者は千葉県内の隊に勤務する現役の自衛官です。妻と、高校生と中学生の子を持つ既婚者でもあります。仕事柄か筋肉質で、50代と思えぬ若々しさを保っていたそうです」（全国紙社会部記者）

　陸上自衛隊東部方面総監部総務部広報室に、田渕容疑者について問い合わせると、次のような回答を得た。

「千葉地方協力本部に所属する隊員であることは事実です。勤務態度などに問題はなかったと聞いております。事実関係を確認のうえ厳正に対処します」

　また、加藤容疑者も、年齢を感じさせない「美魔女」として有名だったという。

「肌はツルツルで、スレンダーな体型をキープしている。確か、独身で看護婦の仕事をしていると聞きました。リンコさんは性欲がすごくて、“硬いのと持ちがいいのが一番”と言って、乱交で若い男と積極的に交わっていました」（X氏）

　コロナ禍の鬱屈した空気がそうさせるのか、近年、こうした「大人のパーティ」と呼ばれる乱交イベントの開催が増えているという。

「以前は口コミか新聞の三行広告くらいしか募集の手段はありませんでしたが、今はSNSやアダルト掲示板で、いくらでも人集めができる。サクラの女性を雇って、パーティで荒稼ぎしている素人も増えています」（風俗ライター）

　今年6月16日には、神奈川県警少年捜査課と磯子署が「女子高生乱交パーティ」を主催したとして、児童福祉法違反容疑で31歳の男を逮捕している。

「男は昨年5月、当時17歳だった女子生徒に、都内の高級ホテルで同時に複数の男の相手をさせていた。　参加費として、客から2万5000円を取る一方、女子高生に渡していたのは小遣い程度でした。3年前から50～60回ほど行っており、被害に遭った女子高生は他にもいると見られています」（前出の社会部記者）

　この事件では、客として参加していた公立中学教諭（29）も逮捕されたというから、あきれるばかりだ。

　性風俗に詳しい、ノンフィクション作家の酒井あゆみ氏は、こう言う。

「乱交パーティといっても、さまざまパターンがあります。主催者が趣味で運営している場合もあれば、営利目的の場合もある。いずれにせよ、SNSなどで女の子が簡単に集められる時代。　今後、乱交パーティがますます盛んになるのではないでしょうか」（酒井さん）

　性的嗜好は人それぞれ。ただし、法を犯さない範囲で楽しんでほしいものだ。