時代が変われば夜の営みも変わる！驚くべき現代ギャルの「下半身」を、過去と見比べながら徹底リサーチ！

　元号が令和に改まって4年。コロナ禍などの影響もあり、働き方やライフスタイルにも幾多の劇的な変化が生じ、最近は、ひと昔前では考えられなかったような社会になっている。

　それは、“女性のセックス観”についても同じことが言える。昭和・平成・令和と時代の移り変わりとともに、さまざまな変化が見られるのだ。

　これまで、延べ8000人以上の女性を抱いてきたベテランAV男優の吉村卓氏（51）が、こう振り返る。

「個人差はあるんでしょうが、昭和の女性はフェラなんてしなかったですね。男のほうも、積極的にオチ○チンをくわえてくる女性に対して“プロか？”と疑うところがあった（笑）。　それが、最近の女の子は“処女の頃から彼氏にフェラをしていた”なんて話も普通に聞くので、時代は変わったものです」

　　時代とともに変わる“大和撫子の性”。本誌は、300人の女性へのアンケートおよび、性の達人たちに話を聞いて、昭和～令和50年の日本女性のセックスを徹底リサーチした。

　まずは処女喪失の年齢だが、左ページの表を見ても分かる通り、現代のほうが処女率は低いものの、20代と18～22歳の比較だけに、大差はないと言えるだろう。

　だが、初体験のエピソードからは、それぞれの時代の特徴が強く感じ取れた。総合病院で働くナースの沙織さん（56＝以下、名字のないコメントは、すべて仮名）は、昭和41年生まれ。初体験は19歳のときだった。

「覚えているのは、シャワーを浴びた後、下着をつけたほうがいいのか、裸でいいのか分からなくて（笑）。　今なら彼氏の目を盗んで、経験済みの友達に携帯電話で聞いたりするんでしょうけど、そんなもの、なかった時代ですからね～」

　性に関する情報量も少なかったせいか、昭和37年生まれ、今年で還暦の恭子さん（60・主婦）も、こんな経験を話してくれた。

「今みたいに動画で他人のセックスを見られなかったですからね。私は22歳のとき、好きだった男の子の下宿でしたけど、それこそ脚を広げることすら知らなくて。彼も初めてだったから、“どうやったら入るの？”って、汗ビッショリで、泣きそうな顔で聞いてきたんですよね、ウフフ」

　昭和47生まれのAV女優・綾瀬麻衣子さん（49）は、今でこそ色気ムンムンの美熟女だが、

「初体験は16歳で、7歳上の人でした。私はセックスのこともよく分かっていなかったので、マグロ状態。　それでも優しく愛撫してくれて、“男の人はセックスすれば、優しくしてくれるんだ！”って、処女を奪われながら思いましたね」

　と甘酸っぱい体験を語る。

　実際、1991年の雑誌『コスモポリタン』調査では、自分からアプローチしたことがある女性は51.9％。本誌が4月に行った調査では74％だったので、“積極性”では隔世の感がある。

　ただ、そんな綾瀬さんもバブル期には、

「東京の某高級クラブで働いていたので、高価なプレゼントをくれるお客さんと寝ていましたし、“パパ”もいましたよ（笑）」

　と、けっこうヤンチャな過去を告白するのだ。

　前出の吉村氏も、昭和らしい情景を振り返る。

「僕が思春期の頃は“夏休みには旅行先で初セックスする”みたいな幻想がありましたね。1学期の終業式に、当時、ナンパ島として有名だった“新島には行ったらいけません”って、先生に言われたりしていました」

　やがて、時代は平成に。

　さまざまな変化があったが、一番の変化は携帯電話の普及だろう。さらに、テレクラをはじめ、出会い系サイトが登場すると、初めて会った男に処女を捧げる女性たちも増えてくる。

「90年代の平成初期には、テレクラで処女を10万円で売る“援交ギャル”なんかも話題になりましたよね」（風俗ライター）

　主婦の里緒さん（44）の初体験は20歳。1998年のことだった。

「周りの友達は、たいてい10代で経験済みだったので、私だけ……ということに焦りがあったんですよね」

“結婚するまで処女”という概念はすでにない。里緒さんが出会い系サイトで知り合った30代男性の家を訪れたのも、とりあえず処女を捨てるためだったという。

「私もどうかしていましたよね。本名も知らない相手と……。ただ、その人は親切で、私が処女だと知ると、優しいキスに始まって、全身を丁寧に愛撫してくれて。　アソコ舐めてくれたときは、処女なのにグショ濡れでした。“俺にも口でしてくれる？”と聞かれて、私も“舐めてみたい”って。男の人のアレを咥えている自分に、なぜか感動した思い出があります」（前同）

　昭和の時代、“ワンステップ上の行為”だったフェラチオも、この頃には当たり前の行為になっていたことが分かる。

　一方、令和2年にデビューした人気AV女優・ひなたまりんさん（24）の初体験は、13歳のときだったとか。

「相手は、1つ上のヤンキーの先輩でした。浴衣と甚平で夏祭りデートをした帰り、グイグイ迫られて、雑居ビルの階段で（笑）。　前戯もなく勝手に入れられた感じだけど、血は出なかったです。小4の頃からオナニーをしてて、キュウリとかスプレー缶をビニールに入れて、突っ込んでいましたからね」

　小4でキュウリでオナニーとは、恐るべし！

　では、今年、成人式を迎えた菜奈ちゃん（20）の場合は、どうか。令和2年の夏、18歳で喪失したという。

「オンラインゲームで仲良くなった25歳の人で、三重県に住んでいたんです。私は高校生で、埼玉県に住んでいたので会ったことはなかったけど、ゲームの中で、つきあっていました」

　会ったことはないのに、つきあっているというのは、昭和世代には理解不能だが、菜奈ちゃんは高3の夏休み、両親に友達の家に泊まると言って、自ら三重まで向かったという。

「どうしても会いたくて。会ったらエッチするんだろうな、と思っていました。場所は彼の家で……噂通り、痛かったけど、それ以上にうれしくて泣いちゃった」

　SNSを通じて男女が出会えるようになったからか、経験人数は最近、上昇傾向にある（右下の表参照）。

「最近は出会い系からマッチングアプリに移行していますよね。これはもっとスピーディーでお気軽。男女ともに完全な“ヤリモク”（セックス目的）なんです。“大学で授業が早く終わってヒマだから遊ぼう”みたいな感じで今、会える人と会う。合理的だけど、お手軽すぎて寂しいですね」（吉村氏）