このコーナーは伝説のアダルトライターである舐達磨親方に、古き良き「あの頃のアダルト」を回想していただくものです。昭和、平成、令和の「男女の愛欲」を取材し続けてきた親方は、まさに歩く伝説。中高年読者の皆様も、若かりし頃にタイムスリップした気持ちでお楽しみください。

編集長より。

【男女交際はご対面即ラブホでエッチって何かねぇ？】

　一昔前なんて、つい３０年くらい前のこと。スポーツ紙にエッチな三行広告がいっぱい載っていた頃。そんな中に「男女交際」なんて、もっともらしい広告が出ておりました。

　電話してみると、オバちゃんが出て、「入会金２万円、紹介料が１万円です。一度ワタシがお会いしてから女性を紹介します。ＪＲ小岩駅に来てからもう一度電話して下さい」てんでワシは素っ飛んで行って駅前から電話しマン。

　すると近くにある喫茶店を指定されて、コーヒーを飲んでいると２０分くらいでオバちゃんがご登場。彼女もコーヒーを注文してからシステムのご説明。

「女性の方にお車代１万円かかりますから合計４万円を今ワタシに払って下さい」てんでお高いなぁと思いながらもスパッと払うと、「女のコ、ここに向かってますから待ってて下さい」って伝票を持ってサッサと帰るざんす。コーヒー代は奢りなのねと思いながらボーッとしてると、１０分くらいでやって来たのは、ソバージュヘア（その頃流行っていた）にロングブーツの女性。そのまま喫茶店を出て、彼女スタスタと早足で歩いてラブホ街へ。

「ここでいいでしょ？」とチェックインして、サクサクとお風呂にお湯を入れたり、タオルを用意したりと、ずい分と手際がいいっす。ワシがプロなの？　と聞くと、「昼間はＯＬしてんの。今２６歳で、この会にはたま～に顔出してる。ハイお風呂どうぞ」てんでワシはヌギヌギしてスッポンポンになり、お先にバスルームへ。自分で体を洗ってると、彼女も入って来て、思わず抱きしめようとすっと、「駄目です！」とピシャリ。

　お風呂を出てから照明を落としてベッドに添い寝して、オッパイをモミモミしながらチューすっと、一応積極的にネチッコク舌を絡めてくれマン。お股に手をすべり込ませると、アラアラ自らお股広げてもっとのおねだり。こねくり回してるともぉみるみるグッショリヌルヌル状態に。

　声を出し始めるので、ええいままよとワシは顔を埋めてねぶり回すと、いやらしく喘ぎまくり、ワシのチ〇チ〇に手を伸ばすやおまへんかい。勃起し切ったのを確認すっと、枕元のスキンをひっちゃぶいてチ〇チ〇に装着。でもってゴムフェラ始めるので、ワシが「生じゃしてくれないの？」と言うと、「駄目って言われてるの」だと。ズッポシ挿入するや脚をワシの腰に絡めてバッコンバッコン！　「イッテイッテ！」とわめきちらすのでタマラズドピュピュッ！　一応果てたけど、何か仕事みたいなセックスでしたわ。タハハハハ。

【舐達磨親方プロフィール】

1952年、山口県岩国市生まれ。夜の世界のフリーライターとして、新聞や雑誌で数多くの男女の物語を紡ぐ。中でも独特の風俗体験ルポは絶大の人気を博す。