緊急事態宣言解除で心もカラダも大解放？

　９月末、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除になった。アクリル板などの感染防止対策をし、認証を得た飲食店では、２１時までの時短営業だが、酒類の提供が認められることになった。　

「うちは、コロナ前に比べて、６～７割のお客さんが帰ってきた、という印象だね」（都内の居酒屋経営者）

　日常生活が少しずつ戻ってきた――そんな開放感からか、飲んべえが集まる浅草では最近、奇妙な光景が広がっているという。　

「夜９時頃、浅草寺の前を通ったんです。そしたら、雷門の前や境内に、お店で飲んでいただろう女性が何人もいて。彼女たち目当てに男性も集まっていて、“ナンパ寺”状態でした」（浅草に住む会社員男性）

　即席カップルなのか、体を近づけ、“密”にイチャつく男女も数組いたという。　

「浅草以外でも、飲みナンパははやっていますよ。女性も久しぶりに外で飲むとあってか、みんな酒量が多い。特に２人組とかの若い人妻が狙い目で、口説きやすいです」（風俗ライター）

　そんな話を聞いた本誌記者は、友人を伴い、１０月中旬、夜の浅草に向かった。

　雷門前に着くと、立ち話をする女性グループがすでに４～５組。アラサー女性２人組に声をかけると、酔っているせいか、ノリノリで話に乗ってきた。　

「うちら、高校の頃からの友達でさ。コロナ前は毎週、飲んでいたんだけどね～」

　と、ほろ酔いで、勢いよく話すのは、台東区在住の２８歳の若妻・佳穂さん（仮名＝以下同）。鈴木紗理奈似の下町美女だ。隣の安達祐実似の奈菜さんも新婚だそうだが、夕方から飲んでいたと言うだけあって、完全にデキあがっている。　

「夫がテレワークで家にいるから、なかなか自分の時間がないんだよね。イライラの解消に、今日も昼から浅草で飲んでたの。お酒、サイコー」（奈菜さん）

　ナンパについて尋ねてみると、２人は顔を見合わせてニンマリ。　

「先週ね、ここで同じようにダベっていたら、３０代のオトコ２人組に“観光？”って声をかけられたから、“そう。東京案内して”ってウソついて（笑）。その後、それぞれイイ感じになった相手とホテルにＧＯ！」（佳穂さん）　

「浮気といえば浮気だけど。緊急事態宣言が明けたし、イイかなって（笑）。エッチも解禁、ということで」（奈菜さん）

　一方、大阪でも、開放感からか、心も体もユルユルな人妻が街に繰り出しているようだ。松たか子似の人妻、桃子さん（34）は、恥ずかしそうにこう話す。　

「先週、難波の東側にある裏なんばのバルに、会社の後輩女子と飲みに行ったんです。ここらへんは立ち飲み屋も多く、安く飲めるので人も集まっているみたい。私もそのとき、隣で飲んでいたサラリーマン２人組と意気投合して。はしご酒したあげく、最後はイケメンだったほうの家でシちゃいました。夜明け前に帰ったので、旦那にはバレていないはずです（笑）」

　久しぶりに友達と飲みに行く・・・・・・そんな奥さんの言葉は要注意かも！？