【見た目と中身のギャップに記者悶絶！】

　目の前に現れた女子大生はパッケージよりも遥かに美しい娘でした。

　透明感のある白い肌。天空のシリウスごとく幻想的に輝く瞳。はにかんだ笑顔はとても愛らしく、こともあろうに「えくぼ」まで携えているのです。

　これには数々の女優さんを取材してきた夕やけ大衆オヤジ記者も悶絶。天を仰いで神の恵みに感謝するしか、なすすべがありません。

　このトキメキを読者の皆様と共有するために、まずは簡単に彼女のプロフィールをご紹介しましょう。

　お名前は石川澪（いしかわみお）さん。先にも申し上げた通り、現在19歳の現役女子大生です。

　身長は１５８センチ。スリーサイズは上からバスト８２、ウエスト５８、ヒップ８６。

　思わず尾行したくなるような容姿にも関わらず、この普通さが我々中高年に安心感を与え、イタズラ心を掻き立てます。

　そんな彼女の現在のマイブームはアニメを観ること。いったいどんなアニメを観ているのでしょうか？　ここから先は石川澪さんという娘を知る上で非常に大事なところなので、対話形式でお楽しみください。

ーー石川さんは、いつもどんなアニメを観ているんですか？

「主にバトル系です」（石川澪さん＝以下同）

ーーええっ！　なんかイメージに合わないですね。雰囲気的にはアナと雪の女王などのディズニー系だと思ってました。ところで、どんなバトルアニメが好きなんですか？

「人間同士の戦いにしろロボットものにしろ、人の命がかかっているストーリーが好きです」

ーーなんですと！　つまりそれは命懸けの殺し合いということですよね。見た目と違って荒々しい方なんですね。その他に石川さんがハマっていることはなんですか？

「ゲーム、ですかね」

ーーそれもバトル系ですか？

「いいえ。バトル系は自分が強くないんであまりやりません。主にノベルゲームをやります」

ーーと、申しますと？

「物語の文章に沿ってレベルをクリアするゲームです」

ーー命懸けのバトルとは正反対じゃないですか。ひと昔前なら公園のベンチでリルケやハイネの詩集を読みながら物思いに耽っている少女と同格です。　

「そうなんですか？」

ーーおそらくそうです。しかしなんということでしょう。中高年の憧れの対象は、実は心の中にふつふつとした闘争心を秘めた方でした。しかも、ある意味「文学好き」です。ちなみに石川さんご自身は、格闘技や運動の経験はあるんですか？

「はい。チアダンスをやってました」

ーーなんと！　バトルをする人たちを応援する係だったんですか？

「広い意味ではそうです。でも、いままでに誰かを応援したことはありません」

ーーえっ！　チア（応援）なのに応援しないってどういうことですか？

「チアダンスはチアリーディングとは違って飛んだり跳ねたりしないんです。活躍の場は主に団体競技としてコンテストに出ることですね」

ーーなるほど。とても勉強になりました。つまりチアダンスは規律正しい集団行動が大事なんですな。時代が時代なら軍隊とほぼ一緒です。そうなるとまさに彼女は文武両道＆質実剛健。見た目の可憐さとのあまりのギャップに持病のシャクがぶり返しそうです。

　次はそんな彼女の幼少時代から性の目覚めまでをお伺いしたいと思います。続きをお楽しみください。