中高年男性たちが今、欲しているもの。それは、癒しと色香を兼ね備えた女たち。……ずばり、“熟女”です！心もアソコも元気が足りないとお嘆きの夕やけ大衆読者に、精力サプリより効果的な濃厚熟女トークを大公開。今回のゲストは今年7月25日でAV女優歴10年目を迎えた痴女系美熟女・白木優子さんです！

――白木優子さんといえば、数々の作品で魅せてくれるM字開脚騎乗位を始めとした濃厚テクニック！　実はこれまでしてきたインタビューでも、白木さんの責め方は勉強になると言われた女優さんが何人かいらっしゃいまして……。もともと、デビュー以前からエロ系のテクはある方だったんですか？

「いえいえ。デビュー前はぜんぜんだったんですよ。確かに猿みたいにセックスしまくってましたけど、テクニックは無いという……」

――そうだったんですか？　でも、セックスは好きだったんですね（笑）？

「はい（笑）。でも、それもお酒が入ることが前提条件でしたね。ワンナイトで一晩過ごすにしても、いつのまにか騎乗位になってることがよくありました。お酒が人格切り替えのスイッチみたいな感じで、シラフでは自分から誘うなんてことが無いんです。向こうが積極的に押してきてくれたら、そのムードには乗っかりましたけど」

――お酒でエロくなるタイプの女性だったんですね。女優になる前の白木さんの奔放ぶりがなんとなくイメージできます（笑）。せっかくなので、ここは詳しく白木さんのエロ体験を深堀りさせてもらいたいところ。初体験はお幾つの時だったんですか？

「17歳です。高校二年生で相手は彼氏。けっこう普通ですよ。でも、相手の男性はもう社会人で、かなり経験豊富な方でエッチが上手だったんです。なぜか最初から気持ち良くて、それまで友達から聞いてた『凄く痛い』とか『血が出た』って話とぜんぜん違うじゃんって。だから、速攻で猿みたいになれたんだと思います（笑）」

――ちなみに、今も猿っぷりはご健在で（笑）？

「それが……この仕事を始めてからめっきり少なくなりましたね。寂しいな……。『もしAV女優だってバレたらどうしよう』って考えてると、誘われてもついていけなくなっちゃったんですよ」

――プライベートでのお相手は、自分をAV女優だと知らない人の方がいいんですね。

「はい。今の私と出会った人って、やっぱりそういう目で見るじゃないですか。デビュー前からの友達であれば白木優子は私のほんの一部だとわかってくれるでしょうけど、AV女優になった後で知り合った人の中では、どうしても全部が白木になってしまうと思うんです」

――それは、白木さん自身がどこか「白木優子は白木優子であるべき」と課しているようにも聞こえますね。

「それはあるかも。プライベートでも白木優子じゃなきゃいけない。頑張らなきゃいけないって意識が叩いているのは確かですよ。だって、後で『アイツのセックス、超普通じゃん』とか言われたら凄いショックじゃないですか（笑）！」

――あ～～～～～それはなんか、わかります！それ言われたら、絶対に悔しい気持ちにはなりますよね！

「だから、この10年は本当に大人しくしてました。稀にそういうことがあるにしても、『この体験を仕事にどう生かせるだろうか』って思いながらになってしまって……。そう考えると結局今の私は、プライベートも仕事の一部になってしまっているんでしょうね」

――だったら、オナニーはしてます？　プライベートセックスが無理なら、セルフでという方向もなくはないのでは？

「私、オナニーしないんです。仕事の一環として、撮影でのオナニーシーンの練習をしたことはありますが、それは本気で楽しんではできないことなので」

――あくまでもプロとしての”ユーザーに見せるためのオナニー”なわけですね。

「プロ意識というわけではなく、単に私は不器用なんですよ。プライベートのエロって、もう海外の島くらいまで行かないと、白木優子が抜けないんじゃないですかね。誰も私を知らないようなところでだったら、誘われても確実になびくと思います」

――海外に高飛び（笑）。白木さんが思う存分にはっちゃけてる姿を見てみたい！

「デビュー前は、一人でよく海外に行ってたんです。そうすると、似たような一人旅の男性が名刺をくれたり食事に誘ってくれたりしたんですけど、当時はプライベートが充実してたから別にいいやって断っちゃったんですよ。あぁ～、あの時いっとけばよかったなぁ。今思い出すともったいなくて仕方がないです！」

――先ほどもチラっと話に出てきましたが、白木さんといえば酒豪美熟女というイメージが強くあります。最近のお酒事情について聞かせてもらえますか？

「コロナの影響で飲み会が全くなくなってから、前みたいに弾けるようなことはすっかり無くなりました。私、家飲みをしないんですよ。なので、最近のストレス解消はもっぱらジムでのトレーニングです。家に籠るようになってから、ちょっと太っちゃったんですよね」

――えっ、とてもそうは見えませんけど。お変わりないナイスバディですよ。

「いえ……、実際ヤバかったんです。ある日のYouTubeの生配信で暑かったから短パンを履いたら、チャックは締まったのにボタンが止まらなくなってて……。これはさすがにまずいと思って食事制限とジムを始めて今も続けてます。もはや、ストレス発散なのかこれがストレスの素なのかわからないくらい（笑）」

――ジム以外で、最近始めたことってありますか？

「YouTubeはよく見るようになりましたね。色んな人のを見ながら『楽しそうだな～』って思いつつ、私もSNSに流行を取り入れたりしてます。この前もてんちむさんが動画で『大丈夫そ？』って言ってるのを見て、可愛かったので自分も真似しました。あと、たまに『とりま』とか言ってみたりして。45歳熟女、若者言葉を覚えるの巻（笑）」

――なんだろう……白木さんのその感じで『大丈夫そ？』とか言われると、妙にグっとくるものがある。急に可愛い言葉遣いをされると、ハートがきゅうんってなりますね（笑）。

「私は顔のパーツがハッキリしていてキツいので、黙ってると『怒ってる』とか『怖い』とか思われちゃうんですよ。もともと、自分から喋るようなタイプではなかったのですが、今は初対面でもとっつきやすいように意識はしてます」

――そこは白木さんって責めるタイプの熟女というか、端的に言えば痴女っぽい印象がありますから。ただ、こうやって話していくと、それだけじゃないことはすぐにわかるんですけど。もっと魅力は奥深い。

「ありがとうございます。でも、そう言われてみると、これまで寄ってきた男性も大抵が私にＳっぽさを求めてきてたような気がします。とにかくＭ男率が高かった！」

――やっぱりね……。Ｍ男からすれば垂涎モノの存在ですよ。

「付き合ってる間は普通なのに、別れのタイミングでＭ男だと発覚することもありますね。別れを切り出すのって殆どが私の方からなんですけど、そうすると大体の人が『なんで？！なんで？！』『お願い、やり直して！！』って大騒ぎして引き留めようとするんです。その度に『ああ、Ｍ男だったか……』って（笑）」

――セックス中にその片鱗は見えなかったんですか？

「……いや、今思えばセックスでも責める方が多かったですね。相手に先にシャワーを浴びてもらって、私が後で浴びて出てくると、もうベッドで準備万端って感じで寝転がって待ってるわけですよ。『ああ、私がするのね』ってその時に悟るんです（笑）」

――なんか、その瞬間の白木さんのスンって表情が目に浮かびます（笑）。

「本当は私だって責められたいんですよ。そんなことまでしちゃうの？！　くらいの責めが欲しい。『お尻の穴まで舐めちゃイヤ～』みたいな。体位にしても、相手が何を求めているのかが大事なので、基本はリードされてる状態から『私もしてあげるね』の騎乗位が理想ですね」

――だとすると、白木さん自身は、別にＭ男が好きというわけではないんですよね？

「そう。私が好いているというよりも、向こうから寄ってくる（笑）。精神的な面でいっても私は確かに甘え下手なんですけど、時には甘えたい時もあるわけで」

――うわっ、それイイですね。白木さんに甘えられるとか絶対にご褒美ですよ、ご褒美。普段は強気の女性が自分の前でだけゴロニャンみたいな甘えっぷり、男性からしたら最高の優越感じゃないかな。

「知人でたった一人だけ、私に『よしよし頑張ったね』ってやってくれる人がいるんですけど、それされると本当にヤバーい！　キュンってきちゃうんです。本音を言えば、もっとたくさんイイコイイコってして欲しいんですけど、なんかそこで照れちゃって『いや、うん。私は頑張ってるから』ってシャンとしちゃう……」

――いやでも、大人の女性が人に甘えるってけっこう難しいことなんだと思いますよ。

「女友達で自分から『褒めて～』とか言えちゃうような子がいるんですが、彼女を見ていつも『可愛いな、私もできたらいいな』って思ってるんですよね。それで実は、今年の目標に掲げていたのが『人に甘えられるようにする』ってことなんです」

――おお、そうだったんですか。今年も残りあと5ヶ月ですけど進捗のほどは？

「だいぶイイ感じです。最近、ツイッターでファンの方たちに弱音を吐けるようになってきたんですよ。ジムに行く時、自分のためだし頑張るのは当たり前のことだとわかっていても、『頑張ってって言って！』って呼びかけたりしてます」

――ちょっと甘えてる（笑）！　ファンの皆さんも喜んでるんじゃないですか？

「どうだろ……ファンもＭな方か甘えん坊の率が高いですからね。よく『叱ってください』とか言われます（笑）」

――なんかここまで聞いて、白木さんってＳ痴女というよりも、「相手の喜ぶことをしてあげたい」という奉仕精神に溢れた女性なんだなぁと感じました。それでたまたま、責められたい願望が強い相手が多かったというか。

「なるほど、それはあるかも。私がしてあげた時に『あっ、こういうのイイんだ……』ってわかる顔をされると堪らないですもん」

――白木さんから見て、モテる中高年の秘訣ってどこにあると思いますか？

「中高年の方って、正直なところ持久力は無いじゃないですか。その中でいかに上手く気持ち良くしてくれる時間をくれるかってところではないかと」

――そこは若者には勝てませんもんね。具体的にはどういうことをされると嬉しいですか？

「愛おしく舐めてくれるのは愛情を感じますね。以前、かなり年上の男性から足の指の間まで舐めてもらったことがあって、あれは『想ってくれてるんだな』ってキュンキュンきました。寝バックの時に背中とかもたっぷり愛撫してくれたのも良かったな。要は挿入だけでない、プラスアルファが欲しいんですよ」

――そこ、女として同意！　中高年男性には、年の功をぜひ見せつけて欲しい。

「あと、言葉を交わすのも大事。ちゃんと『気持ち良いよ』とか『ここをこうされたら嬉しいよ』とか。あと、私に対して『綺麗だよ』ってずっと言ってくれるとか……。セックス中、無言なのは嫌ですね」

――男性に喘ぎ声を出されるのは大丈夫ですか？

「それは別に大丈夫です。むしろ、ずっと無言のくせにイク時だけ急に大声を出すとかはナシで。前にホテルに泊まってた時に、隣の部屋から急に『あ～～～～～～～～～～～！』って男性の絶頂に達したみたいな絶叫が聞こえたことがあったんですが、あれ凄い怖いですよね。『事件じゃないよね？』って生存確認したくなりました（笑）」

――イク時のクセって人それぞれですけど、壁の薄いところでの急な大声はこっちの心臓が持たないですよね（笑）。では、白木さんの理想のデート像があれば教えてください。

「私は相手に委ねちゃう方ですね。基本的に何でも面白がれる方です。ただ、初めての食事でいきなりラーメン屋っていうのはちょっと（笑）。関係性がある程度できてからなら構いませんけど、初デートでそれって『この後、私とどうこうなりたいとは考えてない？』と疑心暗鬼になっちゃいますね」

――女性に慣れてない男性ならあり得えそうです。初めての待ち合わせからの即ラーメンはちょっと眉をしかめる女性が多い行動なので皆さんご注意を。

「あと、無意味に延々と歩かされるのはキツイかな。今日はけっこう歩くからラクな靴を履いてきてって事前に言ってくれていればいいですけど。デートならヒールで行くのに、店の場所がわからずにぐるぐるずっと歩き続けるとか……」

――それ、中高年男性がやりがちなことですね。だったらもうタクシーを使ってくれよって思う！

「一番最初のデートでそれされたらアウト！でも、相手がM男だと『ごめんごめん』って言いながらも嬉しそうにしてるんですよね。プレイの一環だったか！　ってその時にハッとしたことがあります（笑）」

――最後に、今後の白木さんの熟女としての目標を聞かせてください。

「今年、マドンナで100作目を撮ることができました。熟女として快挙だであり、伝説を作れたと自分でも思います。私はデビューの時から何か伝説を作って辞めると宣言していたのですが、それが一つ叶ったかな、と」

――えっ……。ちょっと待ってください。まさか、もう……？！

「いえいえ、まだ辞めないですよ。まだまだ、誰も成し遂げていないことをしていきたいです。ここから新しい伝説を作ること。それが、私の今後の目標ですね」

――良かった！　デビュー10年目を迎え、白木優子の伝説・第二章の幕開けですね。

「本音をいえば、あと20年はAV女優として生きたいと思っています。そして、古くから応援してくれているファンが『オレ、白木優子のことをずっと知ってるぜ』って自慢できるような存在になりたいですね。これからも応援、よろしくお願いします」

――ありがとうございました！

• 取材＆記事：もちづき千代子