アダルトグッズの通販、店舗販売を手掛ける「ワイルドワン」が経営する「バイブバー・ワイルドワン」。東京・渋谷で隠れ家的に存在するこのバーでは350本以上の国内外のバイブが常時展示中だ。

普段は女性、カップル限定で「バイブレーターを選ぶ時の基準は？」、「買う前に色々触ってみたい！」、「女子同士で性の悩みを相談したい！」など、お酒を飲みながらサンプルバイブが触れられるコンセプトバーになっているのだ。

そのバイブバー・ワイルドワンでは定期的に男性も参加できるイベント「マラナイト」を行っており、8月28日も「オナホバー×マラナイト」を開催した。普段は男性客のみでの入場はできないのだが、同イベントでは男性客のみでも入場可のため、多くの善男たちが集まった。

店内には無数のバイブがカウンターの内外、テーブル脇に置かれており、ビニール手袋をはめて触ることもできるのだが、今回はカウンターテーブルに数体のオナホールが置かれており、触り心地やホールの中を堪能でた。

また、店内は雰囲気を盛り上げるために様々な装飾が施されており、出入口は女性器がかたどられ、トイレ内も排泄行為を忘れてしまうほど豪華なオブジェが飾られていた。

今回はこのバーを運営する店長のJ様にバイブバーのコンセプトや、J様自身のパーソナリティーにも迫った。

――J様は現在、バイブバーにどういう形で携わっているんですか？

「バイブバーの店長とアダルトグッズを販売しているワイルドワンの広報を務めています。ワイルドワンは渋谷本店をはじめ都内に5店舗あります」

――J様はバイブバーの店長になる前は何をしていたんですか？

「ダンサーをしていました。いまはバイブバー店長とワイルドワン広報に専念しています。海外に住んでいる時に、日本の観光地を調べたらバイブバーが出てきたので遊びに来たことがあるんです。その時に前の店長が接客してくれて、その縁でバイブバーやワイルドワンとのかかわりが始まったんです」

――今日は男性客入場可の「マラナイト」ですが、以前はSMの女王様が接客し、M男クンたちが正座しながらお酒を飲むというイベントもありましたよね。

「そういうイベントもやったら来てくれますか？」

――もちろん来ますよ！　しかし、現在コロナ禍なので営業が限定されていると思いますが、営業時間はどうなっていますか？

「14時から20時まで開店していまして純喫茶・バイブバーになっています。クリームソーダやノンアルコールドリンクをお出しして、しっぽり昭和感を出しています」

――客足はどうですか？

「人気がありますね。夜の時間に来られない奥様たちなどがお茶会に来てくださります」

――昼営業も男性客のみの入店はダメですか？

「申し訳ないですがそうなっています」

――しかし、今日は「マラナイト」ということで男性客がたくさん見られますが、どういうコンセプトになっていますか？

「ワイルドワンのオナホールやリアルボディを置いて触り比べができたり、ホールの中の違いを比べたりできるので、男性客も入店できるコンセプトになっています」

――オナホールの展示会も兼ねているんですか？

「そうです。バイブはもちろん多数展示してありますが、オナホールも多数、店舗から持って来て並べました」

――単に店内を楽しむだけでなく、オナホールも比べられるのは面白いです。コロナ禍がいつまで続くのか分かりませんが他にイベントは計画していますか？

「多くの人は集められないですが、コスプレイヤーさんの撮影会はやりたいです。あとはユーチューバーさんやセクシー女優さんなどがイベントや撮影会で使っていただいたり、オンラインイベントなども開催したいです」

――非日常感があり、なかなか撮影できない場所なので撮影会はみなさん喜ぶと思います。では、読者のみなさんへバイブバーをアピールしてください。

「バイブバーは性のお悩みをオープンに話せる貴重な場所なので、みなさんに来てほしいです！　あとイベント企画やグッズのタイアップ企画も募集しております」

飲食店の運営が上手くできないコロナ禍にもめげず、明るい表情で応えてくれた店長のJ様は、前職のダンスをしている時に鍛えた103.5センチの美巨尻も披露してくれるサービスショットも撮らせてくれた。

コロナ禍にもめげず、様々なアイデアとコンセプトで盛り上げるバイブバーに行こう！

• バイブバーツイッター：@VIBEBAR_wildone
• バイブバー店長・J様ツイッター：@ohmyfkinyea
• 取材＆記事：神楽坂文人（https://twitter.com/kagurazakabunji）