中条と菜々緒が“特技”対決

　バツイチといえば、『♯家族募集します』（７月９日スタート・ＴＢＳ系）でヒロインのシングルマザーにふんする木村文乃（33）も、１９年に一般男性と離婚。約２年半の結婚生活にピリオドを打っている。

　ドラマでは、悩みと秘密を抱えた子持ちのシングルマザーとシングルファーザーが、一つ屋根の下で暮らすことによって“新しい家族”となる姿が描かれる。

「おしとやかな見た目と違って、彼女は乗馬、スキー、水泳、剣道、スキューバダイビングが趣味というアウトドア派。それでいて料理の腕も玄人はだし。自身のインスタグラムに“♯ふみ飯”のタイトルでアップした手料理の数々は、大好評でした」（女性誌記者）

　バツイチ美女優がバツイチを演じていることが、ドラマの最大の見どころか。

　医療ドラマ『ＴＯＫＹＯＭＥＲ～走る緊急救命室～』（現在放送中・ＴＢＳ系）で、ヒロインの救急医療チームの研修医にふんするのが中条あやみ（24）。同じチームに所属するシングルマザーのナースを演じるのが菜々緒（32）だ。

「日英ハーフのモデル兼女優の中条と、“リアル九頭身”の菜々緒の共演はズバリ、美脚の競演が見どころ。　意外とムッチリしている中条の美脚と、ムチのようにしなやかな菜々緒の美脚を見比べる機会はめったにありませんから」（八木氏）

　中条は６月２９日に出演した『クイズ！倍買』（ＴＢＳ系）で『餃子の王将』の餃子は皿にいくつ載っている？

　という問題に「６個」と正解するファインプレー。それもそのはずで、「彼女は少女時代『餃子の王将』で母親と夕食を食べてから銭湯に行くのがルーティンだったとか。今でも地元の大阪には行きつけの銭湯があるそうです」（夕刊紙記者）

　ああ見えて庶民派なのだ。

　一方、菜々緒も、学生時代に所属していたサークルの小冊子に「特技＝ローリングフェラ」と書いたとされる激ヤバ伝説の持ち主。

　１７２センチの菜々緒と１６９センチの中条。甲乙つけ難い美脚対決に注目だ。

　美熟女優も意気軒昂だ。『ライオンの家』と名づけられたホスピスを舞台に、穏やかに最期を迎える人々とスタッフの姿を描いた『ライオンのおやつ』（ＮＨＫＢＳプレミアム）で、施設を切り盛りする管理人にふんするのは鈴木京香（53）。

「彼女にお世話されたら煩悩が次々に湧いてきて、なかなか死ねないんじゃないでしょうか」（八木氏）

　高島礼子（56）は文豪・谷崎潤一郎の傑作『痴人の愛』をモチーフにした『痴情の接吻』（テレビ朝日系）で、中村ゆりか演じるヒロインの母親役を演じる。

「妖しく扇情的な官能描写が見どころ。高島の濡れ場はなさそうですが、彼女が出てくるだけでエッチなムードが盛り上がることは請け合いです」（芸能記者）

　４月に１０歳年上の実業家の夫と離婚した吉瀬美智子（46）は、『黒鳥の湖』（７月２４日スタート・ＷＯＷＯＷプライム）に出演する。

　彼女が演じるのは藤木直人演じる社長の令夫人で、実は夫妻には秘密にしていた過去があり・・・・・・という、謎が謎を呼ぶサスペンスフルな物語だ。

「現実に社長夫人だった吉瀬の姿が役にダブってくるのが興味深い。バツイチになって恋愛もフリーになった彼女の女盛りの色香を満喫したいですね」（八木氏）

　往年のトレンディ女優、鈴木保奈美（54）は『ひきこもり先生』（７月１０日最終回・ＮＨＫ総合）で、佐藤二朗演じる元ひきこもりの中学教師をサポートするスクールソーシャルワーカーの役を好演した。

「若々しい美貌と引き締まったボディは、とても五十路半ばとは思えない。以前にも増して、女優活動にも意欲的です」（芸能記者）

　その一方で囁かれているのが、再婚して２３年になる夫・石橋貴明との不仲説だ。

「現に鈴木は昨年７月に新しい個人事務所を設立。今年１月には彼女の名義で都内に高級マンションを購入している。“卒婚”の準備は万端といったところでしょう」（女性誌記者）

　アカデミズムを蝕む不正を描いた社会派サスペンス『白い濁流』（８月２２日スタート・ＮＨＫ −ＢＳプレミアム）で、幼なじみの研究者の不正を暴く新聞記者を演じるのは佐々木希（33）。

　昨年発覚した夫・渡部建の“多目的トイレ不倫”では、離婚しないで夫を支える決断をした彼女だが、ここへきて雲行きが変わりつつあるという。

「実は今年３月、彼女は夫妻の自宅とは別に、自分の個人事務所の名義で約４億円のマンションをキャッシュで購入したという話があるんです。ついに離婚に向けて動き出したのかもしれません」（前同）

　夫の不倫発覚から、ちょうど１年——佐々木希の決断や、いかに！？

　夏ドラマ女優の“汗だく女性器”は、ドラマ以上にドラマチックのようだ。