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普段はブリーフ1枚で芸をするような私でございますが、今回はとても偉そうに芸術的な話題をお話しさせて頂こうと思います。
なぜなら、本日3月30日は、絵画『ひまわり』や『星月夜』で有名なオランダの画家・ゴッホの生誕の日だからでございます。
そもそも私は、ゴッホという方すら存じ上げないほど芸術に疎い人間だったのですが、そんな私を芸術の世界に導いてくれたのは妻でした。
妻は美術に傾倒しており、私を美術館に連れて行ってくれたり、たまに画家のおもしろ話なんかを話してくれるのです。
そんな妻の話の中で、私が一番びっくりした話が、ゴッホの『耳切り事件』でした。
この事件はとても有名で、かつ未だに謎に包まれている話らしいのですが、ゴッホは親友と大喧嘩をした夜、錯乱しながら左耳を切り落とし、その肉片を大好きな娼婦に渡したというのです。
おそらく、この話を聞いたほとんどの人が、ゴッホという方は「とんでもない変人だ」と思うのでしょう。
しかし、私は「自分の肉体の一部を愛する人に渡す」という行為に大変な感銘と共感を覚えてしまったのです。
その後、興味を持って色々と調べてみたところ、耳というものは性器のメタファー(隠喩)であるという説があり、音を感知する器官でありながら、古代より人類の間では、異性へのアピールを表現するキャンバスだったといわれていたことがわかりました。
事実、様々な民族が耳をピアス、イヤリング、入れ墨で装飾したり、耳たぶを大きく伸ばしたりして、性的な魅力を異性にアピールしてきたという歴史があるのです。
つまり、一見奇行とも思われるゴッホの行動は「自分の身体の一部を大切にとっておいて欲しい」という究極の愛情表現でもあったわけです。
そうなると、私がゴッホの歪んだ愛情表現に共感した理由も解明でできます。
というのも私は、私自身の一部である大好きなAVを、お気に入りの後輩に一方的に送りつけるという嗜好があるからです。
【付録】
3月30日のエロ言葉:ギュスターブクールベ作『世界の起源』
絵画繋がりでご紹介したいのが、ギュスターブクールベ作『世界の起源』です。女性の下腹部を描いたこの作品は19世紀では最も卑猥な作品と言われていましたが、ようやく4年前にこの作品のモデルが明らかになりました。女性器に「世界の起源」と命名するあたりが、なんともオツだなあと思います。
【リボルバー・ヘッドプロフィール】
吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録(4367本)越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter( @RevolverHead01 )にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。
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