【山之上彼方プロフィール】

陰謀説・オカルトライター。木曜スペシャルやUFO、1999年終末予言などに心震わせ青春を過ごしたオカルト世代。あの世とこの世は本当に地続きかもしれないと思っている。ましてや宇宙人がいないわけがないと断言する情熱家でもある。

【トランプ大統領再選？ 大統領選で気になる「あの動き」】

さて、11月に行われる米大統領選。日が近くなるにつれ、世論調査などのニュースがいろいろと入ってくるようになりましたが、アメリカにとんと詳しくない私でさえ気になります。やはりドナルド・トランプという、パンチある個性のせいでしょう。今回トランプは、かなり苦しい戦いとなりそうだと各メディアが伝えているのはみなさんもご存じの通り……。

さて、その激戦の模様は賢い系メディアにお任せするとして。トランプといえば、反トランプを表明する魔術師同盟による「Magic Resistance（魔術による抵抗運動）」が、今回もどう出てくるか気になるところです。

彼らはトランプの政治活動を阻むため、2017年2月24日以降、月一回呪いをかけています。逆三日月の夜に毎回「毎月1回トランプ大統領に向けて一斉に魔術をかける」という作業の地道さが泣けます。

しかし私がなにより驚いたのは、この魔術に使われる呪文が最初、オンラインプラットフォーム「Medium」で、広まっていったということです。

おおぅ、魔法の世界にもオンラインの風が……。

さて、トランプvs魔術師同盟も興味深いですが、もう一つ忘れてはいけないのが、「宇宙人についての公約」です。

2016年、大統領選に出馬したヒラリー・クリントンは「たぶん宇宙人が世界を何度も訪れている可能性がある」とし、宇宙人の情報を開示することを公約に入れていました。しかし落選……。

今回の2020年大統領選でも、米民主党からの出馬を表明していたサンダース上院議員が「当選したら地球外生命体に関する全ての情報を開示する」と発言していたのです。

よっしゃ来た！ そう興奮したのもつかの間、サンダース上院議員は４月８日選挙戦から撤退してしまいました。オーノー……。さようなら、地球外生命体の情報開示の可能性。

残念ながらトランプは、6月にABCニュースで参加した番組で、自身はUFOを信じてはいないことを伝えていますし、情報開示にも全く興味を示していません。

私の友人は、ヒラリー・クリントン氏やサンダース上院議員が開示すると言った「地球外生命体に関する全ての情報」というのは、ズバリ「そんなものいない」という８文字なのでは、と推測をしています。夢もロマンもありません。

イマジン。想像してごらん。私たちが見上げる空のどこかで、「やべっ、アイツ俺らの秘密開示とか公約に入れちゃってるよ！」「大丈夫、撤退した撤退した……」とかヒヤヒヤ米大統領選の動きを見守っている宇宙人がいるかもしれません。いてほしいなあ。