波瑠と童貞が“相互オナニー”

　映画『みなさん、さようなら』（13年公開）で、団地で暮らす主人公の隣室に住む同い年の女の子にふんしたのが波瑠（29）。ＮＨＫ朝ドラに主演する２年前だ。

　ベランダ越しに少年と会話をするようになった彼女は、やがて好きでもない彼とキスやペッティングの練習をするようになる。

「波瑠が演じる真面目タイプの女性が、童貞の少年と互いの股間を刺激し合う“相互オナニー”のシーンは、エロかった。“挿い れたい”と言う少年に、自分も感じているのに“それはダメ”とキッパリ断るクールな対応も、波瑠っぽかったです」（下関氏）

　映画『ＴＡＰ　完全なる飼育』（13年公開）で、ヤクザに拉致監禁されて“飼育”されるヒロインの女子高生の母親にふんして、全裸の濡れ場とオナニーシーンを披露したのが、有森也実（52）だ。

　彼女が演じる母親は、ヤクザの愛人であると同時に、悪徳エステも経営している性悪でド淫乱な女。

「全裸のファックシーンで、すさまじいよがりぶりを見せた有森は、愛人からＤＶを受けた後、床に仰向けになってオナニー。白いパンティに指を突っ込んでみせます」（映画誌ライター）

　第71回カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』（18年公開）で、いわゆる“ＪＫリフレ”で働く娘役を演じたのが松岡茉優（25）。

　覗き部屋でオナニーをしてみせ、客のリクエスト次第では別室で添い寝もしてやるのが彼女の仕事だ。

「松岡は撮影前にＪＫ風俗を見学しただけあって、女子高制服風のブラウスとミニスカでスタンバイしていた彼女が股を広げてリズミカルに指を使うオナニーシーンは堂に入ってましたね。ピンクのブラから覗く胸の谷間も想定外の量感と深さがありました」（織田氏）

　映画『彼女がその名を知らない鳥たち』（17年公開）で、ヒロインの性悪女を熱演したのは蒼井優（35）。

　無職の彼女は風采の上がらない中年の土木作業員（阿部サダヲ）と同居中で、生活費も家事全般も彼の世話になっているくせに、彼のことを毛嫌いしている。

「８年前に別れた男との回想シーンでは濃厚な濡れ場はもちろん、オナニーを思わせる場面が何度も。欲情した彼女が同居している男に手マンされるシーンは、“男の手を使ったオナニー”に見えなくもなかったですね」（映画誌ライター）

　ちなみに、松坂桃李を相手に、蒼井が行う野外でのフェラチオも必見だ。

　吉永小百合が『源氏物語』の作者・紫式部に、天海祐希が物語の主人公・光源氏にふんした映画『千年の恋　ひかる源氏物語』（01年公開）は、濡れ場もふんだんな豪華絢爛の平安絵巻。

　劇中、異彩を放っているのが六条御息所が見せるオナニーシーンだ。演じたのは、20代の頃に“お嫁さんにしたい女優”といわれ、今でも清楚な魅力を放つ竹下景子（67）

「光源氏より年上の六条御息所は、寵愛が失われたことを恨んで彼に呪いをかけるんですが、その際に、なぜかオナニーをするんです。　竹下が髪を振り乱しながら襦袢の裾に指を入れるシーンは、エロさを超えて鬼気迫るものがありました」（芸能記者）

　美女優のオナニーも十人十色のようである。