このコーナーは、毎回有名AV男優さんを講師にお招きし、中高年の皆様に向けて「セックスの講義」をしていただくものです。前回までは「海外モノ」の作品に多数出演し、異国の美女たちをイカせまくってきた志良玉弾吾（しらたまだんご）先生に「セックスのお国柄」について教えていただきましたが、今回からは「新しい講座」が開講されます。
テーマは「愛撫」。ご登場いただくのは、達者な愛撫術で数々の女優さんたちをイカせまくってきた大島丈先生です。プロ男優さんが「夕やけ大衆」にだけそっと語ってくれた究極の「愛撫術」を学び、ナイトライフをよりいっそう充実したものにしていただければ幸いです。
第一回目は「女子にもう一度セックスしたいと思わせる愛撫術」です。それでは、技と官能の扉を開いていきましょう。

編集長

【講師のご紹介】

大島 丈（おおしま　じょう）先生

1991年、素人男優募集の記事を見てバイト仲間と一緒に応募。残念ながら落選してしまったのだが、なんと半年後にAV監督から電話で誘われて念願のAV男優になれた。SEXでは巧みに女性をリードする。独自な愛撫術がAV女優の間で大人気となっている。「ノークンニ、NO Life」が座右の銘。

【心を開かせればアソコの濡れ具合は倍増する！】

「男なら、女性に“この人ともう一度SEXしたい♥”と思われたいですよね。女性が思わず“おかわり”したくなる男になるためには、どうすればいいか？　『夕やけ大衆』の読者にとっておきの愛撫術をお教えします」

　こう語るのは、AV男優歴30年の大島丈氏だ。

「男性が陥りがちなのが、愛撫のパターンが型にハマってしまうことです。キスして、おっぱいを揉んで、クンニしてから挿入。こんなSEXをしていたら、女性から“おかわり”はしてもらえません」

　女性はロマンチックな雰囲気が大好き。だが、ワンパターンの愛撫は、そのロマンチックな雰囲気を台無しにしてしまうのだと大島氏は言う。

「女性を感じさせるには、“まず心を開かせる”ことが大切なんです。安心感を与えてリラックスさせる。そうすると心を開いてもらえます。そうなれば、オマ○コの濡れ具合は倍増するんですよ（笑）。ヌルヌルになったアソコを触ると、女性は背中をのけ反らせて快感に酔いしれます。挿入したときにも、男性も女性も強烈な気持ちよさを味わえます」

　女性が感じる愛撫は千差万別だ。ソフトタッチが好きな女性もいれば、ハードに攻めてもらうのが好みの女性もいる。性感帯も様々。したがって「どんな女性も感じさせる愛撫テクニック」などというものはないと大島氏は言う。

「ただ、“遠回り愛撫術”は、体を感じさせるのではなく、心を感じさせるテクニックなので、どんな女性にも通用するんです」

“遠回りSEX”の極意とは？

「女性の体をマラソンコースに例えてみましょう。スタート地点がキス、おっぱいは折り返し地点、そしてオマ○コがゴールです。マラソンでは早くゴールすればいいのですが、愛撫は遠回りしたほうがいいんです」

　では、具体的にどう遠回りするのかを見ていこう。

キスをしながら手を握る

「いきなりブチュッとキスしてもロマンチックなムードを醸成することはできません。ボクは、キスする前に、焦らすテクニックを使います。顔をグッと近づけて、いかにもキスをすると見せかけ、唇が触れる前に、お互いの鼻を擦り合わせます。女性は“おや？”と思うはずです。ここで、女性の髪の毛をソフトに撫でてあげましょう」

いままでこのようなキスをされたことがないので、女性はうっとり夢見心地になるのだそうだ。

「そして、唇を押当ててキス。ゆっくりと舌を挿入しながら、首筋をソフトに摩ってください。フェザータッチが効果的です。さらに耳を軽く撫でてあげる。それから、女性の手を握ってあげます。お互いの指が絡み合うように手を握ります。最初は軽く握り、徐々に力を込めるといいでしょう。もちろん、これらの愛撫の間も、キスを続けることが大切です」

おっぱいを愛撫しながら顔を見つめる

「乳房の愛撫では、５本の指を上手に駆使しましょう。親指から小指まで、力の入り具合が違うので、親指で愛撫したときと小指で愛撫したときでは、女性が感じる触感が違ってきます。たとえば、小指１本で乳首をサワサワと摩る。あるいは、手の甲で乳首をソフトに摩る。同じ摩るという行為でも、女性の感じる触感はまったく違うのです。さらに、視覚効果も絶大です。小指や手の甲で乳首を摩られるなんて経験は、ほとんどの女性が経験していないので、その行為を見た女性は、新鮮な驚きで心がワクワクしてくるんです」

　乳首を摘むとき、ほとんどの男性が親指と人差し指で乳首を摘むはずだ。そこをあえて親指と小指で摘んでみる。力が入りにくいので、おのずとソフトな刺激となり、まったく新しい快感を女性に味わわせることができる。

　乳首を摩るリズムは「一定にしてはダメ」だと大島氏は指摘する。緩急のリズムをつけることによって、女性は強烈な快感に酔いしれるのだと言う。

「おっぱいを愛撫するときは、視線に気をつけてください。なるべくおっぱいを見ないようにしましょう。いわば、ノールック愛撫ですね（笑）。視線は女性の顔です。お互いの目が合ったら“感じやすいんだね”と伝える。これで、女性は心も体もあなたの虜になってしまうはずですよ（笑）」

最も大切なのは女性に対する「愛しみ」と「思いやり」と言える。

まずはキスと胸の愛撫を教えていただいたが、この段階で女性の心を開けなければ、セックスも台無し。

まずは「女性を大事にする」ことから実践してみましょう！