ツルツル、ボーボー、密林、タワシ。見て嗅いで味わいたい、十人十色の甘美な茂み。スターの秘境を探検！

　女性のアンダーヘアが見えた、見えないで大騒ぎするのは男の性というものだが、当の女性もデリケートゾーンのお手入れに余念のない季節がやってきた。

　シロート娘はいわずもがな、人に見てもらうのが仕事の芸能美女がヘアに気を遣わないわけがない！　さっそく芸能トップ女優50人の“パンティの中”を覗き見してみよう。

「昨今の女性タレントはヘアの処理に関して、あけすけな発言をする人が増えましたね。代表的なのが指原莉乃（27）。かれこれ６年ほど前にバラエティ番組で永久脱毛したことを告白し、“モジャ原、卒業しました！”と宣言しています（笑）」（テレビ誌記者）

　指原がＨＫＴ48を卒業したのは昨年４月なので、ＨＫＴ48の卒業より“モジャ原卒業”のほうがずっと早かったわけだ。

　今でも脱毛ネタは彼女の持ちネタの一つだが、「同じ番組でＡＫＢ48の峯岸みなみも永久脱毛したことを明かし、指原から“ツル岸”と呼ばれてました。　他に、ダレノガレ明美も“ツルノガレ”と自称したことがあるし、マギーも“パイパン＆透けランジェリー”であることを告白。元ＡＫＢ48の高橋みなみも脱毛は“ブラジリアンワックスを愛用している”と明かしています」（前同）

　ヘア派か、パイパン派か、男の好みも分かれるところだが、エッセイストの下関マグロ氏はこう言う。

「日本の女性は下の毛がボーボーということで世界的に有名ですが、世界標準でいえば、明らかにパイパンが主流なんですよ。　欧米女性はパイパンが当たり前というか、ヘアがないのは身だしなみの一つという感覚らしい。といって、女性が皆、パイパンになればいいとは思いません。ヘアにはヘア独特の魅力がありますからね」

　そもそもヘアが生えていなければ、かつて一世を風靡したヘアヌード写真集も成り立たない。

　１９９１年１月発売の樋口可南子（61）のヘアヌード写真集『water fruit~不測の事態』は、日本で初めてメジャーな女優がヘアをさらしたことで、話題となった記念碑的な作品だ。　80年代から映画ではバンバン脱いでいた彼女が、マンを持して挑んだヘアヌードだけに見応え十分。

「全篇モノクロながら、それがまた“陰翳礼讃”的な淫靡なエロスを感じさせてくれましたね。樋口のほの白く浮かび上がった裸身に、逆三角形に繁茂した陰毛の黒々とした印象が絶妙なコントラストになっていた。　おっぱいは、けっして大きくないですが、形のいい美乳だし、背中の優美なＳ字ラインも女っぽさムンムンで圧倒されました」　と樋口を絶賛するのは芸能ライターの織田祐二氏。

　ちなみに、写真集撮影当時の彼女は、妻子あるコピーライターの糸井重里氏と不倫関係にあったが、「２人の関係は糸井氏の妻も公認していたとか。ヘアヌードのオファーがあった彼女の背中を押したのも、糸井氏だったといわれています」（芸能記者）

　樋口は93年に“略奪愛”を成就して糸井氏と結婚。あのヘアヌードはある意味で、夫妻の合作と言えるかもしれない。

　同じ91年の11月には宮沢りえ（47）のヘアヌード写真集『Santa Fe』が発売された。芳紀18歳。人気絶頂だった美少女がさらした美裸身と若草のようなヘアは、発行部数１５５万部という空前絶後のベストセラーになった。

　発売当日、全国紙に全面広告が掲載された同写真集は、書店でも平積みにされるほどだった。

「ボクは書店で買いましたが、買わずに学校や職場で回し読みした男も多かったはず。おそらく日本中の男子が一度は『Santa Fe』に目を通したんじゃないですか。女の子も見たがってたし、まさに“社会現象”と言えるブームになりましたね」　と、前出の下関氏が言う。

「実際のところ、ヘアが見えている写真は２点しかないんだけど、股間を慎ましやかに彩る春草のようなヘアには、なんともいえない感動があった。父親がオランダ人だけあって肌も白いし、お椀型の美乳とピンクの乳首も絶品でした。　思えば、前年に発表した彼女の“ふんどしカレンダー”とヘア写真集は完全に連動していた。仕掛けたりえママの手腕は、見事としか言いようがないですね」