一説によると「明日、世界が終わる」という状況になった時、世の中の男女の８割方が刹那的になってセックスをしまくるそうです。

この８割という数字がどこからきたものかはわかりませんが、気になるのは残りの２割の方々。

おそらくソレは「聖人君子」の類ではなくて、ペニスが使いものにならなくなった「我々中高年」に違いないのです。

つまり、世界が終わることになったら「全員セックスをする」と見て間違いないでしょう。

実は我々中高年世代にはまったく情報が入ってきませんでしたが、一部のネット上では5月11日に日本でとんでもない「天変地異が起こる」と噂されていたようです。

実際、5月に入ってから関東では「地震警報」が立て続けに鳴り響き、日本列島のあちこちで地震が起きておりました。夕やけ大衆にも「お天道様を見上げた時に地震雲を見た」というシニアからの通報が数多く寄せられ、連休明けの編集部は上を下にの大騒ぎだったのです。

こうなると気になるのは、関東を中心とした「若い男女のセックス模様」です。

さぞかし「出会い系サイト」は混乱しているかと思いきや、いつもと変わらぬ様子でした。

これを「平和ボケ」以外のなんと言いましょう。

いいえ。完全なる平和ボケです。

実は世界には「不吉な予兆」と「セックス」が密接に関係している地域が数多くあります。

例えば北極に住むイヌイットの中には空にオーロラが出るとセックスをして悪霊から身を守る風習が実在しました。

一見、美しく見えるオーロラですが、民族によっては磁場を見出し、生命に悪影響を与えるものと考えられていたからです。中にはオーロラを「あの世とこの世の境界線」と考え、これが出ると大事な人が死んだり子供がさらわれるという伝説まであるほどです。

同じ文化は地軸の正反対に位置する南極に近い地域にも存在します。

代表的なのがオーストラリアのクルナイ族。

なんでも天空にオーロラが出現すると族長が人々にセックスをするように命令したそうです。

また、天変地異とは直接的には関係ないかもしれませんが、古代中国で編み出された「房中術」にもセックスこそが人間の生命力を最大限引き出し、厄災を跳ね除け不老長寿につながると記しています。

ことほど左様に「生命維持とセックス」には切っても切れない密接な関係があるのです。

逆に言えば「セックスさえあれば天変地異など恐るに足りぬ」ということもできます。

今、日本では新型コロナの影響で風俗店が軒並み自粛を余儀なくされております。

天変地異の観点からすれば「非常に由々しき事態」と言わざるをえません。

もっとヤバいのは中高年を中心とした「コロナED」です。

皆さんも有事に備えて絶えず股間だけは臨戦態勢を維持しておきましょう。

文責：編集長原田