中高年になると、若い女性と話をするときに、ついつい「上から目線」になってしまうことがあります。　

こんな時に一番注意しなければならないことは、言ってる本人からすれば「良かれ」と思って教えてあげていることでも、話し方次第では相手に不快感を与えるということです。

ましてや「そんなことも知らないのか」的な雰囲気で話をすれば女性は全員、トサカにきてしまいます。会社に女性新入社員が大量に入ってくるこの時期は特に注意が必要と言えましょう。

では、どのような話し方をすれば良いのでしょうか。

実はとても簡単です。なんでも「質問口調」で話せば良いのです。

例えばこうです。

「この企画書はこうすればもっとわかりやすくなるんじゃないかな」

肝心なのは若い娘に「あ、そうか」と自分で気づかせることです。間違っても自分勝手な押し付けや決めつけで発言をしてはいけません。

当然、この「質問口調」は下心がある会話のシーンでも活用できます。

例えばコレです。

「女性としての色気を上げるためには、もっと年配の男性と付き合ったほうがいいんじゃないかな」

繰り返すようですが、大切なのは若い娘に「あ、そうかも」と自分自身で気づかせることです。

キーワードは語尾に「じゃないかな」をつけること。あたかも相手にメリットがある方法を教えているように見えて、実は最低なことをいっているわけです。

皆さんも是非使ってみてください。

文責：編集長原田