出回るはずのないマル秘画像が衆目にさらされてしまった芸能人たち。さあ困った！　そのとき彼女たちは――!?

　昭和の時代から、１枚の流出写真がテレビ美女の運命を大きく変えたケースは枚挙にいとまがない。「最近も、民放キー局のニュース番組に出演しているフリーの美女アナと元カレのあられもない写真が関係者の間に流出し、大騒ぎになりました」（夕刊紙記者）

　女子アナスキャンダルの中でも衝撃的だったのは、日本テレビの局アナだった２００９年夏に「コンドーム写真」が流出した夏目三久（３２）のケースだろう。自室か恋人の部屋と思しき一室で、コンドームの詰まった箱を持ち、上気した表情で微笑む姿は、入社３年目、日テレのイチ押しアナだった夏目にとって大きな痛手となった。写真の流出経路については諸説があったが、「まさにデジカメ、写真機能付き携帯電話の普及が生んだ悲劇でしたね」と言うのはアイドルに一家言あるタレントでミュージシャンの掟ポルシェ氏。

「若い恋人同士がベッド写真を撮りたくなる気持ちは分かるし、最高のセックスをした後、思い出を残したくなる気持ちも分かる。だから夏目さんのことは責められないですよ。ただただ不運というしかない。でも、彼女がすごいのは逆風をはね返して、局アナ時代以上に活躍していること。スキャンダルに負けない実力があったからこそできたわけですがね」（前同）

　結局、夏目は１１年１月に日テレを退社。同年４月にフリーになった後の活躍は、ご存じの通り。昨年は有吉弘行との“妊娠＆結婚”報道に見舞われたものの、無類の打たれ強さを発揮した夏目。やはり一度地獄を見た女は強い!?

　さて、数ある流出写真騒動の原点と言っても過言ではないのが１９８３年６月、写真週刊誌『フォーカス』がスクープした高部知子（４９）の「ニャンニャン写真」だ。当時１５歳、『欽ちゃんのどこまでやるの!?』にレギュラー出演していた３人組ユニット“わらべ”の一員として、『めだかの兄妹』などのヒットを飛ばした彼女が、ベッドで裸身に布団をまとったまま、咥えタバコで微笑んでいる写真が流出してしまったのだ。

「わらべ３姉妹の長女・のぞみに扮していた高部は、明るく元気なバリバリの清純派でしたからね。『欽どこ』は国民的人気番組だったこともあり、視聴者のショックは、ことのほか大きかったんです」（芸能記者）