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偉人たちの強精食
生涯16人の子をつくり、最後の子をもうけたのは実に66歳。
日本史に名を残す性豪・徳川家康は豆味噌を使った料理を好んだ。
「味噌にはアルギニンという強壮効果のあるアミノ酸が、たっぷり含まれています」(料理評論家)
また、記録によれば魚、キジや鶴の焼き鳥など動物性たんぱく質の摂取も欠かさなかった。
絶倫の子だくさんこそが、徳川幕府300年の礎を築いたと言える。
33年の生涯で、東欧からインドにいたる東西4500キロの範囲を征服したアレキサンダー大王は、大の甘党だった。
ミルクと蜂蜜に氷を加えたアイスクリームの原型も好んだという。
疲労回復には甘いものが効く、と知っていたのだろう。
インドを征服して持ち帰った砂糖と果実をミックスさせてジャムができたのは有名な話だ。
ジュリアス・シーザーの好物だったとされているシーザーサラダだが、実は俗説で関連はない。
しかし、レタスは古代エジプトではその断面から滲む白い液が精子を連想させることから、強精食と信じられてきた。
ナポレオンが戦の際に、験担ぎとして食べていたのが、フランス庶民の味、鶏肉のマレンゴ風煮込みだ。
「アミノ酸複合体であるイミダペプチドは近年発見され、疲労回復に非常に効果があるんですが、特に鶏肉に多く含まれています」(前同)
食料の瓶詰を初めて採用したのもナポレオン。偉い!
12月13日公開のvol.05に続く・・・。