関東の人が大阪の人と一緒にいると、だんだん関西弁みたいなイントネーションになってきちゃうことがありますよね。

　ほかにもお酒をガブガブ煽る人と食事を共にするとついつい飲み過ぎちゃったり、周囲が爆笑していると大して面白くもないのにつられて笑ってしまうことがあります。

　おそらく人間って知らず知らずのうちに、近くにいる人に同調してしまう習性があるんじゃないかと思うんですよ。

　何を隠そうこの私も、先日テレＨでこんな体験をしたんです。

　相手の男性は、だいたい50代くらいの人で、すごく話し方が実直で丁寧。笑い方も水戸黄門のように快活で、学生時代は応援団に所属していたそうです。

　しかもこの方、まるで昔の軍隊のように「そうであります」とか「いささか破廉恥なお話をしてもよろしいでしょうか」といった具合に、終始一貫してハキハキとした口調で会話をするんです。思わず電話の向こうで直立して敬礼しながら話しているんじゃないかって想像しちゃいました。

　で、この軍隊とも体育会系ともいえる男性のノリに、いつもはゆったりまったりテレＨをしている私も、次第につられて気がついたら教官と訓練兵のような関係に。彼のペースに同調してか、私の口調もどんどん様子がおかしくなっていき、ついには「そろそろアソコを弄らせていただいてもよろしいでしょうか」などと、大きな声で許諾を求める関係にまでエスカレートしていきました。

　そして挙句の果てには彼の号令に合わせながら指を出し入れする始末。

　極めつけは彼の雄叫びに呼応するように「イッてしまいますです～！」とおかしな言葉を発しながら、おもいっきり激しく上り詰めてしまったんです。

　いま思い出すと、かなり変わったテレＨでしたが、この体験を通じて、ひとつわかったことがあります。

　それは男性側が自分の土俵に女性を引き込んでくれたほうが相手がイキやすいということです。

　もちろん嫌がるような態度や言葉遣いは絶対ＮＧですが、男性がしっかりとした「環境づくり」をしてくれれば、女性はエロく楽しく安心して心もカラダも委ねることができると思うんです。

　どんな性癖でも問題ありません。まずはテレＨでガンガン練習してください！

【今週の怪人さん出没ダイヤル】

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