ビキニ仕事でスタートし、頂点に立ったスターたち。そのボディの歴史を、ラブシーンとともに振り返る！

　夏になると、まぶたの裏に蘇るのは、美人スターのまぶしいビキニ水着姿。

　たとえば、MEGUMI（41）である。現在、美容本『キレイはこれでつくれます』（ダイヤモンド社）が20万部を超える大ヒットとなっている彼女だが、2001年のグラビアデビュー時のインパクトは強烈なものだった。

　芸能ライターの織田裕二氏が、こう回顧する。

「94センチ・Hカップの巨乳を武器に、アッという間にグラビア、バラエティ番組に引っ張りだこになりました。男たちは、顔より大きい、あのバストをむちゃくちゃに揉みしだくことを夢想したものです」

　そんな彼女が19年の映画『台風家族』見せた濡れ場は、男の夢そのものだった。

「劇中のMEGUMIが彼氏に迫られ、タンクトップ越しに重量感たっぷりのバストを後ろから前からワッシワッシと激揉みされます。　その後、パンティを下ろされて立ちバックで貫かれながら、口に突っ込まれた指をレロレロしゃぶるんですから、たまりませんでした」（映画ライター）

　昭和の時代、夏の風物詩といえば、繊維メーカーやビールのキャンペーンガールの水着ショットだろう。

　現在も女優として活躍中で、常盤貴子とチャーミングな笑顔を見せる資生堂のCMも好評な、風吹ジュン（71）は、その先駆けとも言える存在だった。

　コラムニストの下関マグロ氏が、当時をこう振り返る。

「1974年、初代ユニチカマスコットガールに選ばれ、テレビに街に雑誌グラビアに、彼女のビキニショットがあふれました。隣のお姉さん的な親近感を抱かせるキュートな笑顔と、真ん丸バストに夢中になりましたね」

　そんな風吹が、79年、松田優作主演の『蘇える金狼』で、“本当にヤッてる”という都市伝説まで生んだ超絶エロい濡れ場を見せた。

「全裸の風吹が松田にしがみついて、ベッドでは正常位でバックで、推定Eカップの形のいいバストを揉まれ、吸われてしまいます。　朝食を頬張る松田にバックで突き上げられながら、自分はタバコをふかして余裕の笑みをたたえるシーンに、“なんて大人な世界があるのか”とコーフンさせられたものです」（前同）

　斉藤慶子（62）は、82年のJAL沖縄キャンペーンガールとしてデビューした。

「小麦色に焼けたワイルドなボディに、極小の黒ビキニがよく映えて、クールな大人の女性の色気を感じさせてくれました」（同）

　この鮮烈なデビューから8年後、彼女は映画『さわこの恋　上手な嘘の恋愛講座』（90年）で、堂々のフルヌードを披露。

「男に全身を撫で回されて、うっとりと身をよじらせるシーンが色っぽかった。グラビアの印象よりも、やや小ぶりで、ある意味、庶民的なバストと乳首のたたずまいが逆にグッときましたね」（同）

　バブル景気の余韻が残る90年代、キャンギャル文化はピークを迎え、今も活躍する大女優たちが水着姿で営業。鈴木京香（55）は、88年のカネボウ水着キャンギャルとして、極上グラマラスボディを堂々と披露した。

「当時の水着は、ハイレグの切れ込みの度合いが今とはレベル違いで、デザインも柄もハデハデしく、あの鈴木がフンドシのようなビキニをはいて笑顔を振りまいていましたよね」（同）

　2004年の映画『血と骨』では、濡れ場に挑戦。

「夫役のビートたけしに力づくでヤラれ、足の指先をピクピクさせるシーンは迫力満点でした」（同）

　カネボウのキャンギャルだった鈴木保奈美（56）は、手ブラショットが話題に。

「水着の日焼け跡のコントラストもイヤラしく、手からハミ出た下乳の膨らみにドキドキさせられたものです」（前出の織田氏）

　そんな鈴木は、00年の映画『いちげんさん』で、美バストの全容を明らかに。

「あおむけになっても美しいフォルムを保ったバストの張りとともに、推定2センチの吸いがいのありそうなエッチな乳首に、“こんなに勃つのか！”と驚かされました」（前同）

　飯島直子（55）は、カネボウ、キリン、宇部興産のキャンギャル他、レースクイーンとしても大人気だった。

「焼けた肌にロングのソバージュヘアは、まさにド派手なバブルの象徴」（同）

　女優としても人気が高かったが、16年のWOWOWドラマ『きんぴか』で、中井貴一を相手に見せた濡れ場が最もエロいと評判。

「中井演じるヤクザと恋に落ちる看護師役で、背中一面が刺青の中井と全裸で絡み合います。対面座位で中井の顔に美バストを押しつけるところはエロ美しいシーンでした」（同）