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92年の旭化成水着マスコットガールだったのは、松嶋菜々子(49)。
172センチの長身を生かして、女性誌のモデルを務めていた当時の彼女は、どちらかといえばセクシー路線。
「日産自動車『アべニール』のCMでワンレン、ミニスカの彼女が、後部座席から太ももをあらわにして登場し、“お・ま・た”と囁くバージョンは、エッチでした。『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)では卑猥なコントをやらされていましたが、黒歴史として彼女の経歴から抹消されています」(八木氏)
96年にNHKの朝ドラ『ひまわり』に主演して人気女優になった松嶋だが、あれがなければ、どうなっていたことやら……。
82年に日本航空の沖縄キャンペーンガールを務めたのは、斉藤慶子(61)。
「熊本大の現役学生という知性と均整の取れた肉体のギャップが、ソソりました。Tシャツに白いパンティの彼女が、パッカン、パッカンと大股を広げて見せるミノルタカメラのCMも、興奮ものでした」(芸能記者)
86年に第1回『ポカリスエット・イメージガールコンテスト』でグランプリに輝いたのは、森高千里(53)。
歌手活動に注力した88年以降は、ミニスカから覗かせる美脚が彼女のトレードマークになった。
「89年、南沙織のカバー曲『17才』を歌う彼女を見たときの衝撃は、今でも忘れません。美脚を見せるためにデザインされたミニスカと、パンチラギリギリの計算され尽くしたダンスは圧巻でしたね」(織田氏)
95年に第6回『全国女子高生制服コレクション』でグランプリを獲得したのは、麻生久美子(44)。
「ブレザーの制服で恥ずかしそうにうつむく、清潔感のある美少女ぶりが際立ってましたね」(八木氏)
98年、映画『カンゾー先生』で思い切りよく全裸になり、一躍若手の注目女優に。裸の賭けに勝ったのだ。
広末涼子(42)は、94年の第1回『クレアラシルぴかぴかフェイス・コンテスト』でグランプリ。翌年のニキビ治療薬『クレアラシル』のCM出演を果たしている。
「彼女のために作ったとしか思えないコンテストでしたが(笑)、デビュー時の彼女のキラキラ感はハンパなかった。その後の奔放な男性遍歴と奇矯な言動は想定外でしたけどね」(織田氏)
冠女優の“グランプリ名器”は奥が深~いのだ。
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