映画でのカラミは感じているふりをしているだけ。そう思っている諸兄の常識を覆すタブー情報を初解禁！

　映画の中で、スター女優が全裸になって、よがり泣く、迫真の濡れ場。中には演技ではなく、「本気でイッている」という伝説のある作品も存在する。

　そこで今回、美女優が前貼りナシで挑んだというガチ濡れ場と、女優が監督の予想を凌駕する本物の反応を見せたという“決定的瞬間”を、関係者や本人の証言を交え、徹底検証！

　そもそも“前貼り”とは？

「濡れ場の撮影では、男優も女優も、いわゆる前貼りをして局部を隠すのが常識とされています。　勃起した男性器や女性器の映り込みなど、不慮の事態を防ぐための措置ですが、中には前貼りなしで撮影に臨む猛者も少なくありません」（映画関係者）

　今日、そんな“前貼り不要女優”の第一人者といわれるのが寺島しのぶ（49）だ。

　映画初主演作『赤目四十八瀧心中未遂』（2003年）以来、濡れ場は常にすっぽんぽん、というのが彼女のルールなのだ。

「寺島は“本当に愛し合ってるように映りたいから、前貼りなんかしない”とトーク番組で豪語したことが。『赤目～』で彼女と共演した男優が濡れ場の撮影前に、彼女の楽屋を訪れてズボンを脱ぎ、イチモツを見せて“ボクのは、こんなんですけど、大丈夫ですか？”と尋ねたというエピソードもあるそうですよ（笑）」

　と言うのは女優ウォッチャーの下関マグロ氏。

　そんな彼女が、「濡れ場では常にフルチン」（前出の映画関係者）といわれる豊川悦司と共演した映画『愛の流刑地』（07年）が、エロくないわけがない！

　寺島演じる人妻と豊川ふんする作家がW不倫に溺れる物語で、2人は冒頭から全裸の騎乗位ファックを披露する。汗まみれになって男にまたがり、腰を淫らにグラインドさせる彼女を下から突き上げる豊川。

「ああっ、ください。私を、めちゃめちゃに……して、くださいっ」

　息も絶え絶え、よがり泣く寺島のおっぱいを揉み、男は、さらに激しく腰を使う。

「壮絶な生々しさ。さすがは前貼りNG主義者同士の頂上対決です」（前出の下関氏）

　初主演作『化身』（1986年）で、大胆な全裸の濡れ場を披露した黒木瞳（62）も、撮影時は前貼りナシで臨んだといわれる。

　それもそのはずで、

「東陽一監督が黒木に“お願いだから前貼りはしないでくれ”と土下座して頼んだという逸話が残っています」（映画誌記者）

　彼女ふんする銀座の高級クラブの新人ホステスが、藤竜也が演じる文芸評論家の愛人になり、セックスの手ほどきをされる大人の官能ラブストーリーで、

「屋形船の中で全裸になった黒木を押し倒した藤は、いきなり股間にむしゃぶりついてクンニ。“ああ、ううん、はぁん、ククッ”と鼻にかかった喘ぎ声を漏らしながら、上気した顔を左右に振る彼女の官能演技は絶品でした」（前同）

　濡れ場もふんだんで、黒木の引き締まった腰と太もも、小ぶりな乳房、干しブドウのように小さめの乳首を堪能することができる。

「なにしろ、相手は『愛のコリーダ』（76年）で、本番セックスをやってのけた藤竜也ですからね。　黒木にも“前貼りをしては失礼”という意識は当然、あったでしょうね」

　と指摘するのは、映画評論家の秋本鉄次氏。続けて、

「百戦錬磨のベテラン男優が相手だと、女優も前貼りナシというのはありがちなケース。また前貼りをするとはがすときに痛いし、アソコがかぶれたりするので嫌う女優さんも多いです」

　名取裕子（65）が初脱ぎ、初濡れ場に挑んだ『序の舞』（84年）で、相手役を務めた佐藤慶も『白日夢』（81年）で本番をしたツワモノ。

「名取も畏れ多くて、前貼りはできなかったでしょう。　後年、佐藤に取材したときに“名取くんはガチガチに緊張していたけど、よく頑張ったよ”と余裕たっぷりに語ってました」（前同）

　物語は名取ふんする画家が佐藤演じる絵の師匠に弟子入り。ついでに処女も奪われ、愛人にされてしまう。

　師匠に初めて女にされる場面は、布団の上で着物を脱がされ、あらがう名取の腕を引きはがした師匠が、あらわになった美乳に吸いつくシーンから始まる。

「おわん型のおっぱいの頂点に息づく美乳首を舐めて、吸う、佐藤の熟練テクに名取は乳首を尖らせて呼応。貫かれた瞬間、彼女の頬を一筋の涙が伝い落ちました」（前出の映画誌記者）