私の記憶が正しければ、ほんのひと昔前までのコスチュームプレイの中心は、断然「熟女」だったような気がします。

　それがどうでしょう。街の様子を見ると、いまやコスプレは、すっかり若い人たちの専売特許になってしまいました。

　もはや熟女がコスプレを楽しめる機会は未来永劫、訪れないのでしょうか。

　ということで、熟女代表の私テル子が、なんの罪もない50代のオジサマを捕まえて、無理やりテレＨでの「妄想コスチュームプレイ」に挑戦してきましたのでご報告いたします。

　まず、妄想といえどもコスチュームプレイで最も重要なのは「設定」です。

　そこでオジサンに「どんなシチュエーションでテレＨをしてみたいか」を聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。

「テル子さんはごくごく普通の人妻でしょ？　だったらやっぱりスケベな医者と患者かな」

　なるほどなるほど。恥じらい深い人妻患者に扮した私が敏感なところに聴診器やクスコを当てられたり、執拗に乳首やクリちゃんを触診されたりするアレですな。なかなかエロい設定じゃありませんか……。

　むぅ……。ていうか私はただの私服やないかーい！

　全っ然、私がコスプレじゃないので却下。これにはオジサンもテヘペロ。

　そこで今度はオジサンはスケベ医者のままで、私が「ナース」になることにしたんですが、これが打って変わって大成功。

　医者のことは全然、わからないオジサンも「セクハラ」だけは得意なようで、妄想ナースプレイに大ハッスルしてくれました。

「ちょっと君！　病棟でそんな淫らなストッキングを履いたらイカんじゃないか。ゆるさん！　ビリビリビリ」

「ああっ、先生、なにするんです」

「なにもヘチマもあるかっ！　おわっち！　なんだこのハレンチな赤いパンティは！　はは～ん。わざと透けさせて患者を誘惑するつもりだなっ！　誰のチ◯ポも挿入できないようにこいつをブチこんでやる！」

「ひっ！　そんな大きいモノを挿れられたらアソコがおかしくなっちゃうーー」

　……実は私、このプレイで過去に例がないほど、濡れちゃいました。

　今回はただの妄想だけでしたけど、マジで衣装を揃えたらかなりヤバいかも。病みつきになりそうです。

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