――オナニーって普段からしていますか？

「ぜんぜん、いつもしてますよー！」

――さっきの話を踏まえて、オカズはどういうものがお気に入りなのかめちゃくちゃ気になるんですけど。やっぱりBL系なんですか？

「いえ。私、男女のエロも大好きなんですよ。Pixiv（ピクシブ）という創作系の投稿サイトで、『オリジナルR-18小説1000users入り』というタグを漁って、上位にランキングされたものを1位から片っ端から読んでいるんです」

――完全なるPixiv（ピクシブ）ガチ勢（笑）。

「最近のヒット作は、『3分でイケるアホエロ描写』っていうのと、『ドスケベ執事とお風呂で変態オナニー見せ合いっこ♡』、あと『おちんぽ処理先生』のシリーズかな」

――タイトルからしてがぜん興味が沸いてきました（笑）。これは全部男女ものなんですか？

「はい。なので、このインタビューを読んでくれている読者の皆さんにもオススメできます。漫画の直接的な描写もいいですけど、文章だけの方が私は妄想しやすいし、オカズとして興奮するんですよね」

――オナニーする時は、指派？　それともオモチャ派？

「オモチャ派です。ディルドとバイブを使っています」

――どちらも竿系ですね。ローターや電マではなく、敢えての？

「そうです。中を自分で開発したかったから。クリはもう開発済みなので、次は中かなと思って。ディルドはちゃんと頑張ろうと気合を入れる時に使っています。ポルチオやGスポットを刺激して、どこまでイケるかなーって」

――バイブを使う時は違うんですか？

「バイブはラクしたい時です（笑）。勝手に震えてくれるので、寝っ転がったりしても、どんな場所でもできるのが利点です」

――でも、家でもセックスの鍛錬を怠らないというのは凄いですね。その成果は現れていますか？

「もう、自分で自在に締められるようになっていますね。現場でバイブをアソコに挿入されてグルングルン回っているようなシーンでも、膣の筋肉で回転を止められるようになりました（笑）」

――それ、スタッフさんビックリするんじゃないですか？

「カメラが止まりましたね（笑）。周りが『あれ？壊れたかな？』ってザワつき始めたので『私の膣圧で止まっただけだから！』って自己申告しました」

――黒川さんのアソコ、ディルド開発でどれだけのパワーを蓄えたんですか（笑）。これ以上の修行をしたら、そのうちバイブを壊すんじゃないですか？

「そこまでいきますかね（笑）」

――では、最後に「こんな熟女になりたい」という目標があれば聞かせてください。

「この業界にいつまでもシレっといる女優になりたいです。そんなに目立たなくてもいいから、『この作品よかった』『それもあれも良かった』なんて言ってもらえるような、息の長い女優として続けていきたいです」

――細く長くってことですか？じゅうぶん、黒川さんは太く長くな女優さんでいられると思いますけど。

「でも、私としては大当たりの女優じゃなくていいんです。AVを見てくれる人たちから『この人の作品を見ておけばハズレはない』と名指しされるようになれれば嬉しいなと思います」

――ありがとうございました！

• 取材＆記事：もちづき千代子