本日、2月8日は「にわとりの日」でございます。九州産「華味鳥（はなみどり）」で有名なトリゼンフーズ株式会社が、命を頂いているという意識を持ち、鶏に感謝するという思いから制定されました。日付は「に（2）わ（8）とり」の語呂合わせに由来しております。

　そんな「にわとりの日」でございますが、皆さまは、にわとりと絡んだことがあるAV男優さんがいたということをご存知でしょうか？

　それは、〝伝説の男優〟と呼ばれ現在は男優業は引退し、中野にある「居酒屋・竜ちゃん」を経営されてる山本竜二さんでございます。山本さんは「スカトロ、老婆、男同士」など、コアなジャンルを得意とされていて〝世界一ウンコを食べた男〟としても有名なのです。

　彼は来るもの拒まずの姿勢で唯一無二のAV男優として活躍する一方、「水戸黄門」や「必殺仕事人」、さらにはNHKのラジオドラマで徳川家康役を演じられるなど数多くのTVドラマでも活躍された名俳優でもありました。

　そんな誰もが敬遠しがちなNGプレイを率先してやってしまうド変態な山本さんの中でも、ニワトリと絡んだという話は今でも語り草になっているのですが、その真相を確めるべく私は先日、居酒屋・竜ちゃんにお邪魔させて頂きまして、直接このエピソードについて伺ってまいりました。

（以下山本さんのお話）

　私は昭和の時代によくFAプロのヘンリー塚本監督の作品に出させてもらっていたんです。現場に「嬉しいな」って思う美しい女性もいましたし、「恐ろしいな、悲しいな」って思う女性など色々な方がいらっしゃいました。でもみなさん全部女性だったんです。

　ところがある日、現場に行ったら女優さんがいないんです。

「今日は女の人は遅刻しているんですか？」

　と聞いたら、ヘンリーさんは

「いや竜ちゃん。今日の相手はすでにいるんです」

　って言うんですよ。

　なので、

「まさか俺はヘンリーさんとホモるんですか！？　俺にはそんな気は全くありません！」

　と伝えると、

　監督は、

「違うんです。静かにしてごらんなさい」

　といい、後ろを振り返ったらダンボールの箱があって、そこからは微かな声が聞こえ、箱に入っていたのはまさかのニワトリでした。

　しかもメスかと思ったらまさかのオスだったのです。撮影の内容はこのニワトリを御殿場の富士樹海に行って犯すというものでした。

　衝撃を抱えつつもなんとか撮影が始まりましたがNGばかり。

　監督は、

「竜二！このニワトリを人間を殺すように犯してほしいんだよ。今のだと、どう見ても鶏を殺してるようにしか見えない！」

　って言うんです。

　どうすればいいか相談すると何でもいいから台詞を喋れって言うのです。「もう逃げられないぞ」とか「お前には顔を見られたら口封じの為に死んでもらう」とかって。

　そして出来上がったのが道路上にある駐車場付きのモーテルの支配人の役なんですね。私はモテない役なので、覗き穴を作って「あの野郎。たいした男でもないのにあんないい女とエッチしやがって」と、その妬みの気持ちを買っているニワトリにぶつけるっていう変態モノとなりました。ちなみに、オスなので肛門にしか挿れられなかったのでニワトリとホモったというのが事実です。まったくトサカに来る話ですよ！

　ダジャレ満載でお話してくださった山本さんはとても陽気な方でしたが、ニワトリとの絡み、場所は富士樹海でしかもオスの肛門に挿入だなんて変な情報が多すぎて頭が混乱してしまいました。うーんエッグ（えぐ）すぎ！

2月8日のエロ言葉：「鶏姦」

　男性同士で行う性行為。山本さんは文字通りの鶏姦の経験者ですが、、、。

【リボルバー・ヘッドプロフィール】

吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録（4367本）越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter（ @RevolverHead01 ）にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。