飲食店の時短営業が、全国的に解除になった。気になる女性と夜の街に出かけるチャンスの到来だ。

　とはいえ、女性はムラムラしても、「エッチしたい」とは簡単に口にできないものらしい。それを何かしらのサインで打ち出しているらしいのだが、そんな機微を読み取れず、チャンスをフイにしてしまう男性も多いという。

　性愛カウンセラーの竹下なな氏は言う。　

「女性が“したい”と口にしないのは恥じらいもあるんですが、女のプライドとか、安っぽい女に見られたくないとか、計算もあるんですね。でも、“したい”とは言わなくても、それとなくサインを送っていることは多いんです」

　しかも最近の、コロナ禍で“３密回避”などが導入されたことで、女性との接し方が以前とは大きく変化しているというのだ。

　カリスマＡＶ女優として知られる川上ゆうさんは、コロナ以降、男性から「個室のある飲食店に行きましょう」と誘われることが多くなったという。　

「感染対策として、女性に安心してもらいたい気持ちからでしょうけど、個室は１対１で向き合うので、好きでもない男性と行くのは気が重いですね。逆に言うと、女性から“個室のある飲食店に行きましょう”なんて誘うときは、その男性に間違いなく好意を持っているはず」

　そこで今回は、コロナ以降で激変した、女性たちの「ＳＥＸしたい」発情サインを徹底リサーチした。

　前出の竹下氏によると、女性がエッチしたい男性に出すサインは、大きく分けて４パターンあるという。

　まず第１に、自分をかわいらしく、色っぽく見せようとしていること。

「男性は気づかないかもしれないですが、女性は好きな人の前では美しくあろうと絶えず努力しているんです。ポイントは、誰でも気づくような、目立つオシャレではないところなんです」（竹下氏）

　たとえば、コロナ禍でマスクをつけたまま、人と会うのが普通になったが、注目すべきはマスクを外したときの口元という。　

「マスクで口紅が取れるので、ふだんは口紅をつけない女性も増えています。ところが、食事前にマスクを取ったら、女性がちゃんと口紅をつけていた。これはマスクしても取れない口紅をつけていたか、化粧室で口紅をつけ直してきたかですね」（前同）

　足元にオシャレなパンプスや、よく磨かれたハイヒールをはいているときも、期待度は高いという。　

「男性は、なぜか女性の足元に無関心なんですが、意識する人と会うとき、女性は靴にはかなり気を遣ってるんですよ」（同）

　もっと積極的に男性の気をひきたい女性は、アクセサリーに気を遣っていることが多いという。　

「ピアスは大きめで、耳元で揺れるようなものを選ぶ。よく動くものには、目がいきますからね。同じ理由で、髪の毛も緩く結んでフワリとさせたりします。キラリと光るネックレスで、胸元に注目させることも。女性は男性が好きなものを本能的に知っているんです。だから、そんなアクセサリーをつけている女性は、脈があるのでは」（同）

　前出の川上さんは、朝晩の冷え込みが厳しくなるこの季節、ボディラインがくっきり出る、ピッタリ系ニットを着る女性にも注目してほしいと言う。　

「リブ編みなどのタイトなニットは色っぽさのアピールなのですが、これを維持するには、日頃の食事や運動に気を配らなくちゃいけないんです。男性はぜひ、“似合うね。セクシーだよ”と褒めてあげてください。女性はうれしくなって“中味も見せちゃおうかしら”となりますから（笑）」

　外見に続く第２のパターンは、会ったときに男性との距離を詰めてくること。　

「隣に座る、肩を叩く、手に触るなど、女性は好意を持った男性とは、無意識のうちに距離を縮めたがるんですね。もちろん、意識して近づくこともあります。キャバクラ勤めの女の子は、“お客さんの膝をさすると効果バツグン”と笑っていました」（竹下氏）

　川上さんは、男性のパンと張った太ももが気になるという。　

「コロナみたいなことがあると、人肌恋しくなるんでしょうか。もともと精力の強い男性が好きなんですが、ふだんより意識して体を観察しますし、“筋肉がすごいですね”などと、さりげなく触っちゃいます。そんなときは、慌てて身を引かずに、じっくり触らせてほしいですね（笑）」

　カラオケでデュエット曲を歌うときも、男性が気になる相手なら、体をぴったりと寄せてくるという。　

「女性は安心できる相手と密着することで、自分の気持ちを高めるんですね。体を寄せてくるときは“誘いを待っている”と考えてください」（竹下氏）