Catch Up
キャッチアップ
酒類提供7時まで、閉店8時なのにヘベレケ男漁り!
6月18日、首都・東京では小池百合子都知事が飲食店への要請などについて、新たな方針を発表した。
「非常事態宣言から、まん延防止重点措置に移行したためです。営業時間はやはり20時までですが、都の感染症対策チェックリストを店頭に提示する店は、全面停止だった酒類提供を認められました。ただし、滞在時間は90分以内で2人以下の客に19時までと、店にはかなり厳しい“お願い”です」(全国紙経済部記者)
たび重なる都の要請に愛想を尽かした都内の飲食店では、自らの判断で“自粛要請破り”をする闇営業が横行しているという。
「特に都内随一の繁華街、新宿では、深夜まで営業し、酒も提供する“闇営業居酒屋”が増えています。そうした店にはヒマを持て余したギャルがわんさか。ヘベレケな女性が逆ナンしてくるし、その後、しっぽり、なんて羨ましい話もよく聞きます」(夕刊紙記者)
さっそく、本誌オヤジ記者は実態を調査すべく、見た目だけはヤンチャな若手記者Hを引き連れ、夜の新宿に突撃した。
「平日の23時過ぎなのに、ネオンが煌々と・・・・・・。人通りも多いし、あの若い男女グループなんか、マスクもしないで堂々と歩いてるじゃないッスか。あっちは立ち飲みかよ、まったく」
言葉使いの悪さでは編集部で一、二を争うHも、驚くほどの“無法地帯”ぶり。
ひとまず歌舞伎町の雑居ビル内にある海鮮居酒屋へ。この遅い時間帯でも満席で、入り口には若い女性たちが順番待ちをしている。
「ねえ、君たち。ヒマなら俺たちと飲まない?」
「はあ〜? 行かないし」
さっそく、声をかけるも、瞬殺で撃チンするH。
めげずに店内の女性にも声をかけたが、仲間内で盛り上がっていて、取りつく島もない。
そこで、伊勢丹近くにある新宿三丁目の飲み屋街に移動。店先まで人があふれる路面店に入ると、隣の席にいた2人組の女性が、こちらをチラチラ。すると、ありがたい誘いが。
「ねえ、そっちも2人なら、一緒に飲もうよー」
「もちろん! オジサンが、おごりますよ」
「いえ〜い、最高」
ノリのいい2人は、させ頃のアラサー美女。一人は鈴木紗理奈似のA美ちゃんで、もう一人は水卜麻美アナふうのぽっちゃりボディがエロいB子ちゃんだ。
「今日は仕事帰りなの?」
聞けば、彼女たちは旅行会社に勤務する添乗員だが、コロナ禍で“開店休業”が続いているという。
「仕事も今はほとんど休みだから、ヒマなんですよー。だ・か・ら、飲むしかない!」(A美ちゃん)
「特にオトコもいないし(笑)!」(B子ちゃん)
グビグビと、立て続けにビールを流し込む2人。同じペースで飲んでいたら、酒に弱いHが赤ら顔で船を漕ぎ始めた。
酔っ払ってご機嫌になった美女たちに、最近のセックス事情を聞いてみると、B子ちゃんが、いたずらっぽい笑みを浮かべた。
B子「あ〜、先週もね、この近くの飲み屋で飲んでて、そこで仲良くなった男の子に、お持ち帰りされそうになったよ」
A美「されそうって。アンタ、ヤッたんでしょ」
B子「うん、まあ(笑)。ホテルがいっぱいだったから、カラオケに行ったんだよね。でも、ムラムラしてたから、気づいたら、お店のトイレでシちゃってさ〜」
そんなAVのような体験談を喜々として話しながら、盛り上がる2人。すると、テーブルに突っ伏して寝ていたHが突然、ムクリと起き上がった。
「いいじゃん、今日はA美ちゃんがオレと行こうよ。酒はダメでも、アッチは“大ジョッキ”だし・・・・・・」
ワルの素顔を見せたHは、すでにA美ちゃんの腰に手を回している。まんざらでもなさそうな顔で、苦笑いするA美ちゃん。
「じゃ、先輩、お先ッス!」
ムムッ、Hめ。俺を置いていくなんて・・・・・・。いや、これは負けてられんゾ!
「ねえ、B子ちゃんは、どうする? よかったら、どっかで休んでいく?」
「う〜ん、私は、それより飲みたいかな。すみませ〜ん、生中、おかわりで!」
トホホ。泣くな、おいらの小ジョッキ。新宿の夜は、喧騒とともに更けていくのだった——。