ホテルで食事すると「部屋を取ってある」

　だが、この手の枕営業をめぐる疑惑は、紳助氏に限ったことではないという。

　30代の女性タレントＴは、「そんな話は、いくらでもありますよ」と匿名で、ぶっちゃける。

「新人のアイドルなら、多いのは所属事務所の社長や幹部ですよね。特に新興系の事務所は、ワンマン社長もいて、そもそも自分がモノにしたい女の子をスカウトするケースが多いですからね。そういう事務所が積極的に売り出しているタレントは、“そういう枕営業要員”と思ってもいいくらい。　あの国民的アイドルグループのＡちゃんみたいに、タニマチの社長とデキていた子も何人もいました。　今はママタレントとして活躍するＢさんも、事務所に出入りしていた業界の偉い人と……愛人関係にあったようです」

　もちろん、ほとんどの芸能プロや新興系事務所が健全な経営をしているのが事実だ。しかしＴによると、枕営業の相手は「段階的に変わってくる」という。

「新人から次のステージになると、テレビ局の外注先であるテレビ制作会社の社長への枕営業が増えてきます。ホテルのレストランで、大人数の食事会が終わる頃になると、“部屋を取ってあるんだ”みたいな展開が、お決まりですよね（笑）」

　それで仕事がもらえればまだ、いいほうなんだとか。

「所属事務所の社長とテレビ制作会社の社長がツーカーで、“ヤレる女を連れて行くよ”みたいな話が、最初から出来上がっていることが多いんですよ」（前同）