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10月29日はホームビデオ記念日
本日10月29日はホームビデオ記念日でございます。1969年(昭和44年)のこの日、ソニー・松下電器・日本ビクターが世界初の家庭用VTRの規格「U規格」を発表しました。
いまや見かけることがほとんどなくなったホームビデオですが、実際には2016年に製造が中止されたそうです。
僕は今年28歳で、ビデオがあった時代に生きていたのですが、残念ながら「元祖アダルトビデオ」を見た経験がございません。初めて見たAVがDVDであったため、ノスタルジアを感じるHVSでのAVに絶大な憧れを抱いております。
調べてみると、ビデオは当時14000円くらいの値段だったらしく、現在ではDVDでは約4000円、配信では数百円でも購入できてしまうため、かなりの高級品だったといえます。
1980年代もはレンタルビデオが急増し、子供の僕は18禁のあの暖簾の奥にはどんな世界が広がっているのだろうと思いました。
アダルトビデオについて調べてみると、DVDではあり得ないことが沢山あることが判明しました。
ひとつは【巻き戻し】の存在です。DVDでも巻き戻しはありますが、この巻き戻しは本当にテープを回しているため、抜きどころを何度も巻き戻し再生するとそこだけすり減ってしまうらしいのです。
すり減り具合でそのビデオの持ち主の趣味嗜好が分かってしまうとは、なんとも恥ずかしいですね。
そして、モザイク除去機の存在です。エロ本等の雑誌の広告に出ていたなんとも怪しい機械は男の夢が広がるなんとも馬鹿馬鹿しいアイテムでした。
ちなみにモザイク除去機の平均的な値段は4万円ほどでかなりの高額。リモコンのような装置でその真偽は分かりません。これはもちろん非公式のものですし、なんとなく薄らぼんやりなにか見えるような見えないような効果が得られるらしいです。
それにしても、こんな機械に夢を見る男たちがいたなんて、とてつもない哀愁を感じます。
ひょっとしたら皆様の中にもこの装置を買って失敗した経験のある方もいらっしゃるのでしょうか。
いつの時代も、そしていくつになっても、モザイクの向こう側には男の夢が詰まっています。
10月29日のエロ言葉「モザイクくりくりnew将軍」
モザイク除去機について調べているとネットに上がっていたこの除去機の商品名。なんとも言えないこのネーミングセンスに僕は脱帽いたしました。この商品名からはリモコンをくりくりとする男の背中が浮かびます。全然将軍感はないのですけれども……。
【リボルバー・ヘッドプロフィール】
吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録(4367本)越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter( @RevolverHead01 )にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。