50歳目前でピンク乳首の秋吉

　映画『赤ちょうちん』（72年）『妹』（同）『バージンブルース』（74年）の、いわゆる“日活青春三部作”で鮮烈なヌードと濡れ場を披露。　脱ぎっぷりのよさと、とっぽいキャラで時代の寵児になった秋吉久美子（66）。

　彼女は三人組フォークグループ『青い三角定規』で知られるミュージシャンの岩久茂と79年に結婚。89 年に離婚したが、「実はデキちゃった結婚で、妊娠を発表した彼女の“できれば子どもは卵で産みたい”という発言は今でも引用されることがある“名言”です」（芸能記者）

　その後の彼女は、26歳下の日系アメリカ人男性と再婚して離婚。同じ男性と再々婚して三度目の離婚と、かなりややこしい結婚生活を送ったことで知られる。

「04年公開の主演映画『透光の樹』は、50歳を目前にした秋吉が全裸のベッドシーンを披露して話題になりました。まだまだ上を向いている美乳とピンクの乳首、たるみのない腹部、タテ長のヘアをうっすら覗かせた熱演は、さすがのひと言でしたね」（映画誌ライター）

“燃える闘魂”アントニオ猪木と71年に結婚。88年に離婚した倍賞美津子（73）はバツイチ歴33年になる。

「新宿の京王プラザホテルで行われた結婚披露宴は、当時の史上最高額となる１億円。グラマーな倍賞は猪木と並んでも見劣りしない、文字通りのビッグカップルでしたね」（八木氏）

　夫妻は一女をもうけたが、女にモテモテだった猪木へのあてつけもあったのか、85年頃には映画で共演したショーケンこと故・萩原健一と倍賞の不倫が取り沙汰されるようになる。当時のショーケンは、いしだあゆみと事実婚状態だったため、２人の関係は変則的な“Ｗ不倫”でもあった。

「その後、あるパーティでショーケンと猪木が鉢合わせ。さすがのショーケンもビビったそうですが、猪木は鷹揚にニヤッと笑って見せたとか」（八木氏）

　漢２人の接近遭遇。ちょっと、いい話ではないか。

バツ２の実力派女優、大竹しのぶ（63）の男性遍歴もなかなかのものだ。　最初の結婚相手はＴＢＳディレクターの服部晴治氏だったが、大竹は歌手の中村晃子と恋のつばぜり合いを演じた末に、服部氏を略奪したといわれる。

「その服部氏が87年に病死すると、大竹はドラマで共演した明石家さんまと翌88年に子連れ再婚。長女のＩＭＡＲＵをもうけますが、92年に離婚。その直後から、俳優で演出家の野田秀樹と５年に及ぶ同棲生活がスタート。歌舞伎役者の故・中村勘三郎とも男女の仲といわれた時期がありました」（夕刊紙記者）

　おぼこい見た目に反して、相当な魔性の持ち主なのだ。「顔も体も一見、なんてことない大竹ですが、刺さる男には刺さるんですよね。かくいう私も、彼女がプロモーション用に撮った入浴写真を大切にしていた時期があります（笑）」（八木氏）

　その一方で、バツイチ後に男と縁遠くなってしまう美女もいる。浅田美代子（64）は、その典型だ。73年に銭湯を舞台にした人気ドラマ『時間ですよ』（ＴＢＳ系）でデビューした浅田。彼女が歌った劇中歌『赤い風船』が大ヒット。素朴で愛らしいルックスとも相まって人気者になった彼女だが、77年、フォーク歌手の吉田拓郎にかっさらわれるようにして結婚。浅田が芸能界に復帰したのは離婚後の83年だった。

「女の噂が絶えなかった拓郎との結婚で懲りたのか、その後の彼女はバラエティ番組で共演した明石家さんまの熱烈ラブコールをかわしつつ、独身のまま現在に至っています。大の愛犬家として知られる彼女は動物愛護運動にも熱心で、愛情の対象は男より犬だともっぱらです」（女性誌デスク）