松嶋菜々子が「お・ま・た」！

　一方、水着グラビアや各種キャンペーンガールをきっかけに、女優として大きく羽ばたいた芸能美女も少なくない。　鈴木京香（52）も、そんな一人。もともとは仙台のモデルクラブに所属し、地元のチラシやポスターのモデルを務めていたが、88年にカネボウの水着キャンギャルに選ばれたのをきっかけに芸能界入り。翌年、女優デビューを果たしている。

「水着キャンギャル時代のお股がキレッキレの超ハイレグは、ヘアの剃り跡が見えちゃいそうなほどデンジャラスでしたね」（グラビア誌編集者）　そんな彼女が堤真一、真田広之との熱愛を経て、10歳年下の長谷川博己とつかず離れずの事実婚状態を、かれこれ10年も続けているのは、ご存じの通り。男を見る目は確かなようだ。

“奇跡のアラフィフ”石田ゆり子（50）も87年、全日空の沖縄キャンペーンのモデルになったのをきっかけに芸能界入りしている。「彼女は小学生のときに平泳ぎでジュニアオリンピックに出場し、８位入賞しただけあって水着姿が板についていた。キャンギャル時代もスク水を思わせるワンピースの水着が、やけに色っぽかったですね」（前同）

　90年代後半から00年代にかけて“ドラマ女王”の名をほしいままにした松嶋菜々子（46）も、91年の旭化成水着キャンギャルを務めている。「１７２センチの長身と長い脚、均整の取れたプロポーションの彼女は、ハイレグワンピもビキニもよく似合った。96年にＮＨＫの朝ドラ『ひまわり』のヒロインに抜擢されるまでは、セクシー系の仕事が多かったですね」（前出の夕刊紙記者）

　とんねるずの番組で卑猥なコントをやらされたり、日産自動車のＣＭでワンレン、ボディコン、ミニスカで太ももをあらわにした彼女が「お・ま・た」と言いながら後部座席から這い出てきたり、そっち系の仕事が目立っていたのは事実だ。

　01年に連ドラ『ＧＴＯ』で共演した反町隆史と結婚。二児の母となった今も美貌は劣化知らずの松嶋には、ぜひともセクシー路線を復活させてほしいものである。

　01年のＴＵＢＥの前田亘輝との離婚後、新宿のホストに入れあげた時期もあったとされる飯島直子（52）は12年に実業家の一般男性と再婚。やや落ち着いてしまった感もあるが、「デビューは深夜のお色気番組『11ＰＭ』のカバーガールで、88年にはカネボウ水着、90年にはキリンビールのキャンペーンガールを歴任。当時はヤンキー臭漂うイケイケのセクシー路線でした」（前出の芸能記者）

　ワイルドなソバージュヘアを靡なびかせた飯島がキッとした目をして、ハイレグやビキニの水着で挑発的なポーズを取る。当時はそれが彼女の定番だった。「野田義治社長が若き日の飯島直子らグラドルを集めて、プロモーションビデオを撮影した際の逸話です。　カメラマンがローアングルの股間ショットを欲しがっていることに気づいた飯島は、社長におしぼりを要求すると、それを股間に入れてモリマンを演出。さらに割れ目まで作ったそうです（笑）。　彼女のプロ意識の高さに野田社長は舌を巻いたそうですが、さもありなん。以上は『新・巨乳バカ一代』（本橋信宏著・河出書房新社）という本に詳しく書いてあります」（八木氏）

　やはり、直ちゃんはタダモノではなかったようだ。