Catch Up
キャッチアップ
猫を飼ってから“酒の上の間違い”がなくなっちゃって
「バロン(猫)を飼いだしてから、生活の中心は、どうしてもバロンになっちゃう。男性と2人きりで飲みに行っても、バロンがいるから、帰らなきゃいけないんですよね。だから飲んでも、あんまり酔えないし。“酒の上の間違い”がなくなっちゃいました(笑)」
ペットホテルもそこそこお金がかかるので、ここしばらく、長い旅行にも行っていないとか。「2年くらい前、Aさん(40)という男性といい雰囲気になったんです。ホテルに誘われたけど、“バロンがいるから、外に泊まれない”って言ったら、“じゃ、君の家に行こう”って……」
タクシーで葉子さんのアパートに乗りつけ、玄関のドアを締めるや否や、そのまま靴を脱ぐのももどかしく、熱いキス。彼女も久々のセックスの予感に、体の芯が痺れるような感覚を味わった。
ベッドの上に転がり込み、激しいペッティングが始まった。寝室に寝そべっていたバロンは、ちらりと2人を見たが、プイとそっぽを向いて台所に消えた。「お邪魔虫が消えたね」と、Aさんがニヤリと笑い、葉子さんの豊かな胸元に顔を埋めたときに、変化は起こった。「ハ、ハ、ハクション!」
部屋中の空気が震えるようなクシャミが、彼から放たれたのだ。その後もクシャミは何度も続き、止まる気配がない。「どうやらAさん、猫アレルギーだったみたい。私の服や、布団に染み込んだ大量のアレルゲンを吸い込んで、クシャミや鼻水が止まらなくなっちゃって……」
結局、セックスどころではなく、Aさんはティッシュを箱ごと小脇に抱えたままスゴスゴと帰ることに。「彼とはそのまま、自然消滅で別れました……」
3人もセフレがいる人もいれば、図らずもほぼ純潔を守り続ける純真な人も。イマドキの熟女は、イロイロのようです。