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「ついにカントクが“監督”デビュー」山本晋也カントクの桃色青春伝

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「ついにカントクが“監督”デビュー」山本晋也カントクの桃色青春伝

ご存じ、山本晋也カントクが青春時代を赤裸々に語る連載の第4回! いよいよ初監督デビューすることになった山本カントク。後にポルノ界を席巻するカントクの発想力や演出法はこの時期に培われていた! 今回はその秘密に迫ります!!

前回書いたように、予定していたベテランの監督が突然いなくなっちゃったんで、チーフ助監督だったオレが急遽監督に抜擢された。1965年、25歳のときだった。これは日本映画史上最年少監督だったらしい。そりゃそうだよな、当時の映画監督といえば、撮影所で何十年と修業して、やっとなれたもんだ。だから後に、ゴールデン街の酒場で隣り合わせた東映の50過ぎた助監督の男に泣かれたよ。「オマエは俺たちの苦労をどう思うんだ」って。

ともあれ、そうやって記念すべき初監督作の撮影が始まりましたよ。ピンク映画とはいえ、あの頃は豪勢なもんでね。千葉にある、とある大会社の会長の別荘を借り切ってロケした。ところで映画監督の仕事といえば、まずカット割りだ。ココで監督の技術と才能が問われる。

今はVTRだから回しっぱなしにして、後で編集でなんとかするなんてこともあるが当時はフィルムだ。とは言っても予算が無限にあるわけじゃない。1時間10分の作品ならフィルムは約6300フィートなんだが、会社から与えられた許容が9000フィート程度。だけど当時のピンクのスタッフってえのは、誰もが五社で日本映画黄金時代を支えたベテランばっかりだ。カメラマンのおいちゃんはオレに、こう言ったよ。「監督、カット割りなんてもんはよ、アップアップ・ナメナメ・ドン!これで決まりよ」とね。

つまり、たとえば男女二人の会話を撮る場合、アップはクローズアップ、つまりは一人の顔のアップだ。ナメというのは被写体の前に何かを置いて撮影すること。向かい合って話をしてる女の顔を、男の肩越しに撮る場合は「男の肩ナメ」なんていう。ドンは「ドンとカメラを引く」こと。要は広い画角だ。

さすがだね。考えてみれば映画の要素なんて、それしかない。もちろん、移動車やクレーンを使ったショットもあるが、基本はアップ・ナメ・引き、この組み合わせに尽きる。こんなことは日大芸術学部映画学科では絶対に教えてくれない。エイゼンシュテインのモンタージュ理論なんて、いくら読んだって実戦には、なんの役にも立たないんだな。
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