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オーガズムへの導き方とは?
――それにしても女性のオーガズムは複雑です。
松村「男性の場合、快感はイコール射精ですけど、女性の場合、そう単純ではないんですよ。まだまだわかっていないことも多いですし、そのせいで誤解や偏見も多いですしね」
――オーガズムに関する誤解は、ほかに、どんなものがありますか?
松村「たとえば、潮吹きですね。潮を吹くことがオーガズムを意味するわけではありませんから。そう思い込む男性が多く、Gスポットを激しく刺激されて、その痛みに悩んでいる女性がたくさんいます」
――AVの影響なんでしょうね。では、そもそも女性のGスポットや潮って、なんなのでしょう?
松村「Gスポットは人によりますが、膣の入口から3センチぐらいのところの前側にある部分を呼びます。男の人でいえば前立腺に当たるんですが、そこを刺激すると分泌液が大量に出るんですね。それが潮の正体といわれています」
早乙女「ただ、なぜ、あんな大量に出るのかは、まだよくわかっていないんですよ。女性器の状態でいうと、興奮期のあとの平坦期に出ますから、そのことからもオーガズムと関係ないのがわかります」
篠﨑「解剖学的には、教科書に載っていることではないので、はっきりとは言えないんですよ。また、場所や反応も個人差があるようです」
早乙女「潮の量が多くて困っているという人もいます。セックスのときに、赤ちゃんのおねしょ用のビニールシートやバスタオルを敷いたり、いろいろ苦労するみたいですよ」
――潮吹きで興奮している場合じゃないんですね。
篠﨑「Gスポットは乳頭、クリトリスと並ぶ性感帯ですが、女性が感じる部分はほかにもたくさんあります。たとえば、第2性感帯と呼ばれている唇や背中、それに脇腹、耳、うなじなどの普段隠れている皮膚の薄い部分も、優しく触れると、女性は感じてオーガズムに達します」
――女性のカラダって、すごいですね。
松村「女性は五感すべてが、男性に比べて敏感なんですよ。興奮するスイッチも、男性は主に視覚や触覚、見ることや触られることで入る場合が多いと思いますが、女性はほかの感覚でもスイッチが入ります。
たとえば嗅覚。昔つき合っていた男性がつけていた香水の匂いを嗅いで、興奮してしまったり。あとは聴覚。言葉ですね。男性は行為の最中は、あまり話したがらない方が多いんですが……」
――確かに行為に没入してしまって、ほとんど、しゃべりませんね。
松村「そこを頑張って、セクシーな言葉を囁いてあげれば、女性はすごく興奮するんですよ。女性のほうが、想像力が豊かともいえますね」
――頑張ります!
8月15日公開のvol.4に続く・・・。
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