――そこからオナニーを覚えたのは何歳くらいですか？

「小学校6年生の時に電マの存在を知ったので、そこからオナニーを覚えました」

――電マはどこで見つけましたか？

「親のマッサージ用にあったんです。それを下半身に当てたら気持ちよすぎたんですけど、音がすごいから親がいない時にしかできないんです。だから、オナニーのスタートは電マでしたけど、すぐに手に変えました」

――初めてアソコに当てた時は気持ちよすぎたんですか？

「気持ちよすぎたのと、背徳感がすごかったんです。そこから家電店で売っている電マを見るたびにエッチに思えちゃうんです。有名家電店や巨大量販店に行くと、平気で置いてありますよね。箱に入っていると気にならないんですけど、現物を見るとザワザワしちゃいます。家にあったなあって思い出すんです(笑)」

――元々、マッサージ機ですから(笑)。その後、手でやるようになったということはクリトリス派ですか？

「そうです。中は初体験まで入れたことはないです」

――その初体験は何歳でしたか？

「初体験は19歳です」

――かわいいのに高校生の頃にエッチな体験はなかったんですか？

「付き合っていた男性はいたんですけど、いざエッチな雰囲気になると恥ずかしくて回避しちゃったんです」

――相手はやりたくてしょうがなかったんじゃないですか？

「いま思うとそうですよね。当時は放課後一緒に帰るくらいでした。エッチな雰囲気になると本当に気まずくなって、『どうしよう』ってなるんです。彼から近づいてくるんですけど私から逃げたり、ごまかしたりしていました」

――それはエッチをすることが怖かったんですか？

「それもあったんですけど、その頃、マンガや携帯小説を読んでいて、エッチをすると子どもがすぐに出来ると思っていたんです」

――高校生で避妊法の存在を知りませんでしたか？

「知らなかったんです。マンガや小説ではそういう描写がないから、避妊方法が分からなかったんです」

――それは純粋ですね。

「だから、エッチをするなら結婚相手だと思っていたんです。でも、まだ高校生だから結婚相手までは見つからなかったんです」

――「初体験＝結婚」でしたか？

「そうなんです。避妊方法を知らないし、エッチのやり方も聞けないじゃないですか。親に聞いたこともあるんですけど、コウノトリの話をしてくれたので、卵みたいに子どもが出来ると思っていたんです。だから、当時はその先に進めなかったんです」

――それはすごく純粋だし、性として正しい判断です。

「でも、避妊方法を知っていたら制服姿でエッチするのに憧れていました」

――それが、どうして19歳で初体験をしたんですか？

「20歳になる前にしておかないとって思ったんです。それで、思い切って仲のいい子に処女ということをカミングアウトしたら、避妊方法を教えてもらったんです。その友人からは、最初は血が出るから処女がバレちゃうって言われたので、どうしようかなと思いました。でも、実際は血が出なかったんです」

――ちなみにお相手は？

「一つ年上の先輩です。ロマンチックな初体験かなと思っていたんですけど、始まって気が付いたら終わっていましたし、普段のオナニーやマンガを見ていた感じとは違いました」

――どう違いましたか？

「最初は痛さも気持ちよさもなくて、『う～ん？』ってなり、なにか硬いものが入ってくる感覚でした。でも、変に反応したら処女がバレちゃうと思ってクールに『エッチは知っているよ』みたいな反応をしていました」