2018年、ソフト・オン・デマンド（以下、SOD）が社運を賭けた「予約1万本で超絶美少女がAVデビュー？」プロジェクトでデビューした本庄鈴ちゃんが、デビュー5周年を迎えた！

アダルト界、いや芸能界を含めナンバーワン美女の呼び声が高い鈴ちゃんは、この5年間でトップランナーとしてAV界をけん引し、知名度も爆発的にアップ。

しかし、その一方で謎に包まれた部分も多く、今回はプライベート話から撮影秘話まで深掘りインタビューをしてきた。

――2018年3月に行われた「SOD AWARD2018」の会場で突如、大観衆の前で紹介された時のことをいまでも覚えていますか？

「はい、覚えています。緊張しかありませんでした」

――あの大会場で初お披露目されることはデビュー前、知っていましたか？

「『お披露目会があるよ』とは事前に言われていたんですけど、お披露目というのが、どういうことなのか分からなくて、会場を歩くのかなという気持ちでいたんです。でも、あんなにたくさんの方がいるところで、ステージまで１人で歩くことは想像していなかったので緊張しかなかったです」

――本庄さんがマスコミ席の隣から登場し、我々、取材陣に一礼してカメラ目線までくれたことをいまでも覚えています。

「そうだったんですね」

――緊張で覚えていないですよね(笑)。だから、初登場の時から礼儀正しくて、すごく好印象でした。そこから5年経ちましたが、AV女優を5年間やれると思っていましたか？

「頑張ろうとは思っていたんですけど、デビュー時は続くとは思っていなかったです」

――自分ではどれくらい続くと想定していましたか？

「とりあえず１年は頑張ろうという気持ちだったので、１年経ったら、また次の1年もいけたらいいなと思っていました。まずは1年を頑張るのが必死でした」

――頑張れた秘訣はなにかありますか？

「悩むことも、分からないこともたくさんあったんですけど、その度に事務所のスタッフや先輩方が相談に乗ってくれたことが一番大きかったです」

――アドバイスを的確に受け入れたんですか？

「分からないことだらけだったので、聞いてなるほどと思うことばかりでした」

――アドバイスで印象に残っている言葉はありますか？

「『深く考えすぎないように』という言葉です」

――いまの時代に必要な心構えです。自分でレビューを読みますか？

「読む時もあります。最初は気にしていたんですけど、いまは一意見として受けとめています」

――それでちょっとエッチな話に移りたいんですが、本庄さんがあまりに美しいから、本庄さんの前ではエッチな話がしにくいんです(笑)。だから、「本庄さんってセックスするんですか？」ってそこから聞きたいくらいなんです(笑)。

「あはは(笑)。セックスですか？」

――AV女優ですからお仕事でしているんですけど、美しすぎて性の話が追いつかない次元なんです。なので、まずはAV以外の活動話からしますか。これまで舞台から映画にもなった『無慈悲の光』では俳優として、音楽ライブではアーティストとしても活躍しています。舞台『無慈悲の光』はどういうきっかけで出演したんですか？

「AVでもドラマ作品がありますし、芝居の勉強をする感じで出演できたらいいなというのがきっかけなんです。でも、思っていた以上に揉まれました(笑)」

――しかも、役柄が周りとは壁を作り、少し性格がきつい役でしたね。

「一匹狼的な役でした。これまでの人生で怒るという感情をほとんど経験することがなかったので、演出家や監督に演技指導をしてもらったり、揉んでもらったりしました」

――舞台後は映画化され、テアトル新宿や池袋シネマ・ロサなどのメジャー映画館で上映されました。そういった大きな映画館で上映され、舞台挨拶に立った時はどういう感情が沸き起こりましたか？

「大きいスクリーンで観ると迫力がすごくて鳥肌が立ちましたし、撮影時の思いがよぎり懐かしい思いがありました。普段、映画を観に行く時は、その作品についてしか分からないんですけど、作品の裏側も知っているから、いろんな気持ちや感情が『わ～』っと沸き起こりました。舞台挨拶は緊張しましたけど楽しかったです」