勉強とバイトに一生懸命で、恋愛は基本的に受け身……そんなイメージは古い！キャンパス娘の性活とは？

　週刊大衆5月30日号に掲載された「18歳のパイパン娘が激増している」という記事が、大反響を呼んだ。

　そこで今週は、現代の女子大生の性事情を深堀りすべく、女性ファッション誌編集者を介し、彼女たちへの接触を試みた。

　その取材の場で発せられた言葉の数々を、まずは読んでもらいたい。

「気持ち良すぎて、オシッコを漏らしちゃうプレイをしてみたい」

「Mの男の顔を踏んでみたら、超興奮して、めっちゃ濡れちゃった」

　酒が入った席とはいえ、オヤジ記者には刺激が強い会話を恥ずかしげもなく繰り広げる女子大生たち。

「彼女たちは物心ついたときから、ネットもスマホもあった世代。当然、エッチな情報に行き着く使い方も熟知しています。当然、セックス観も大きく変わってきています」（ファッション誌編集者）

　都内の音大に通うAさん（21）は、こう言う。

「セックスに貪欲な子は、多くなった気がします。マッチングアプリの影響が大きいのかなあ。ムラムラしたら、2時間後には会って、エッチができる。女子も、“ヤリ目もく（ヤルことだけが目的）”で使ってる子が多いですよ」

　そして驚くべきは、冒頭の会話のように、そのプレイ自体も劇的に過激さを増していることだ。

「女性向けAVも人気ですけど、私は男性向けの痴女ものAVが好き。顔面騎乗して男の人が苦しがっているのを見ると、すごく興奮する（笑）。私も、いつも強引に乗ってグイグイ押しつけちゃう」（Bさん・20）

「潮を吹きたいので、ホテルに入る前にコンビニで発泡酒を3本、一気飲みしたら、アプリで会ったイケメンがビックリしてた（笑）。だから、テクニックがあるオジさんがいい。ていうか、こっちが何をやっても引かない人（笑）」（Cさん・22）

「足をM字に縛ってバイブでいじめてほしくって。GWに、ハプニングバーでやっとできて、超感じた」（Dさん・20）

　女子大生ライターで著作『「ぴえん」という病』（扶桑社）など、若者の性に詳しい佐々木チワワ氏が話す。

「ヤリたければ、マッチングアプリで、すぐにヤレる。ですが、男の要望に合わせて“無料風俗”扱いされたくはない。そういう経験を経て、若い女性が主体的に、自分のしたいプレイをするようになってきているように感じます」

　そんな彼女たちの“エロスの教養”に影響を与えていると思われるのが、「ぼかしがあるものの、全年齢対象の作品として、スマホで読めてしまう」と佐々木氏が語るエロ漫画だという。

　前出のAさんも、漫画が自身のセックスに与えた影響は大きいと言う。

「私はレディコミとかじゃなくて、男性向けが好き。最近は、漫画のセリフみたいに“子宮に当たる！　子宮に当たる！”とか叫ぶようになっちゃって。この前、45歳の変態さんとヤッてたら、うるさすぎて隣の部屋から“ドンドン！”って壁を叩かれちゃいました」

　また、全国的に急増しているのが女性向けの風俗店だという。

「特に『東京秘密基地』という女性用デリヘルの勢いがすごく、東京だけで20店舗以上、全国で60店舗ほどを展開。男女お笑いコンビ『蛙亭』のイワクラや『ラランド』のサーヤなどがバラエティ番組で言及し、新たな文化として受け入れられています」（風俗誌記者）

　このように、メディアであけすけに性の話をする女性タレントも増えている。

「先日は、藤田ニコルがテレビで“私もAV見る！　ヒマなときに見ちゃう”と告白しています。女性の中で性欲がタブー化されなくなった現状があるんでしょう」（前出の編集者）

　解放された性欲の扉。中には、こんな過激な話も。

「叩かれたい、噛まれたい、首を絞めてほしい、みたいな過激すぎる要望に応えられず、女性客にキレられた、なんて泣き言をSNSに綴るホストもいますからね」（佐々木氏）

　欲望に忠実で、それを行動に移すのが、今の若い世代なのだろうか。

「2018年に行われた相模ゴムの全国調査で、20代女性の初体験の相手を問う質問に、“SNSで出会った人”が初めて10％を越えたんです。ここにも能動的な姿勢が見て取れますね」（前出の編集者）

　新たな性の“規範”と“価値観”は、彼女たちの手に委ねられている。