昨年5月に「台湾の国民的元子役出身」という肩書を引っさげて、大手AVメーカーから鮮烈デビューを果たした伊東めるちゃん。

その後も得意な騎乗位を売りに多くの作品に出演し、わずかデビュー半年でアダルト界最大の賞レースである「スカパー！アダルト放送大賞2022」にノミネートされました。

そして、今回から制定された知のナンバーワン女優に与えられる「MIA（Most Intelligent Actress）」を受賞！　ますます勢いに乗るめるちゃんに受賞後初のインタビューをしてきました。

インタビュー前半と後半はYouTube「夕やけちゃんねる」でご覧になれます！

――今回から賞の形式が変わりましたが、従来の「女優賞」、「新人賞」、「熟女女優賞」と、今回の形式ではどちらがよかったですか？

「どっちがよかったですかね？　本来は女優の活動期間によって各賞が振り分けられていたんですけど、私はいろんな先輩に揉まれたので成長できたと思います。ノミネートされた女優さんのレベルがものすごく高い方ばかりで目標が高く設定されていたので、それはよかったです。追いついていくのには必死でした」

――一番意識していたノミネート者はいますか？

「全員意識していたんですけど、私的な理由だと初めてレズビアン撮影を解禁したのが枢木あおいさんなんです」

――それはすごい奇遇ですね。

「ノミネートされているのを知った時は『えっ！？』って思いましたし運命も感じました。普段はどうこの賞に対して活動しているんだろうってあおいさんは意識していました。あとはノミネート後にイベントで宮沢ちはるさんと一緒だったんです。宮沢さんも毎日ものすごく頑張ってSNSをやっていたので、それを見て『私もさらに頑張ろう！』って意気込めました」

――宮沢さんは3月に授賞式の報告イベントをやったんですけど、そこでも泣いていました。

「宮沢さんの涙に触れて私も感極まってしまいました。すごく影響された一人です。今後も宮沢さんとイベントもやっていくので、共演した枢木さんとイベントで会った宮沢さんには影響を受けました」

――2人とも活動歴は5年くらいで人気は不動ですからね。

「あとは私の次に活動歴が短い本郷愛ちゃんを『すごいな』って思いで見ていました」

――本郷さんはデビューして2周年ですね。本郷さんは様々な活動に積極的ですからね。あと、今回、ノミネートしてくれたCS会社はどこですか？

「『エンタ!959』さんです」

――アワードの協賛CS会社は16社あるので、そこから選ばれるだけでも大変なことです。そこで今回は最も頭脳明晰な女優さんが獲得できる「MIA」を受賞しましたが、回答時から受賞は意識していましたか？

「授賞式のVTRでは面白い回答がフィーチャーされていたんですけど、面白い回答ばかりだと飽和しちゃうじゃないですか」

――観ている側も「またか」ってなりますからね。

「最初に面白回答のVTRを流しつつも、締めの回答は正解をVTRで流すので、そういう意味でも私の回答がピタっとハマったみたいです」

――確かに、全員が大ボケ回答だと「MIA」の意義がなくなりますからね。中には「江戸四十八手」の名称を答える問題もありましたが、よく知っていましたね？　いわゆる現代の「四十八手」なら体位の名称ですが、「江戸四十八手」を正解したのには驚きました。

「この世界に入る前に勉強しておかないといけないと思ったんです」

――普通の体位なら勉強しますが「江戸四十八手」も勉強していたんですか？

「体位の名称は知らなくても普段からやっているじゃないですか。その名前を知りたい好奇心があったんです。たまたま自分の中でひっかかったものが出されて、『こういう問題も出されるんだ』って驚きもありました」

――他にはどういう問題がありましたか？

「例えば『AVは何の略でしょうか？』とか、『全裸監督で話題になった監督は誰でしょう？』とかAVにまつわる歴史の問題もありました」

――『全裸監督』の題材になった監督名は分かりましたか？

「『村西とおる監督』と分かりました。あとは『ゴッドフィンガーと呼ばれた男優は誰か？』という問題も出されて、そこは全問分かりました」

――元々、勉強ができるから、そういうエッチな知識もさらに深掘りしたくなるんですか？

「普通の人なら必要以上の知識はいらないじゃないですか。でも、無駄と思われることも意外と面白かったりするんです。確かに日常では役に立たないかもしれないですけど、知っていれば面白く感じられますよね」

――今回、ノミネートされることも分からないのに、AV女優になるから勉強したんですか？

「いろんなことを学んでしました(笑)」

――いろんなこととは意味深ですね(笑)。その知識が今回、本当にたまたま活かされたんですね。これまでのアワードでは知識や体力を競う賞はなかったんですよ。

「賞の内容が変わったのも偶然ですし、問題の内容も偶然でした」

――いろんなことが重なっての受賞ですね。「運も実力のうち」と言うので、連綿と続いているんですよ。

「嬉しいです」

――今回のアワードはみなさん「MVA」を目指していたので、「MIA」と「MTA」はそれほど力を入れずにやっていた方もいたと思うんです。

「私も観ている人を楽しませたい気持があったんですけど、ノミネートされたからには全部の賞を獲りにいきたい気持ちがあったんです。どれも価値のある賞だから、賞に優劣を付けたくなかったんです」

――さすがですね。

「ファンの方の投票で決まる『MVA』も獲りたいし、『MIA』と『MTA』も必要な賞の一つだったので、全力で全部を獲りにいきたい気持ちにシフトしていきました」

――そういう意味では「MIA」と「MTA」はどちらも本郷愛ちゃんと1位、2位を競ったのも納得がいきます。もしかしたら「MIA」と「MTA」を「MVA」の下の賞に位置づけている人がいるかもしれないですけど、初回からめるちゃんと愛ちゃんが本気で獲りにいっていたので、この二賞はグンと価値が上がりましたよ。

「今回から賞の内容が変わりましたが、この賞が続く限り本気で獲りにいく賞になりました」

――1回目から89点という高得点を取らないと受賞できないとなったので、今後ノミネートされる女優さんにとっても、ものすごい目標になりますし価値が上がりました。

「きっと『頑張ろう！』という気持ちを与えられたかなと思っています」

――今後はウケ狙いで挑むのではなく、本気で獲りにいく賞になりました。授賞式当日の秘話はありますか？

「同じ控室では共演した枢木先輩がいつも通り接してくれたり、藤森（里穂）さんがすごく優しく接してくださったりしたので、ステキなお姉さんたちに囲まれて緊張もほぐれました。あと、私がたまたま衣装のシワ取り用にアイロンを持っていったんです。当日のドレスの形が宮沢さんも似ていてシワになりやすいからアイロンを貸してほしいと、隣の控室からやって来てくれて、そのやり取りで緊張が吹き飛びました。アイロンがつなげた縁もありますね。マネージャーさんも気を遣ってくれて、『人がいないところで落ち着いた方がいいよ』と言ってくれたので、それも救いでした」

――アイロンの話はイベントで宮沢さんもしていましたよ。ベロア素材のドレスを着て行ったけど、ハンドソープをかけてしまったので、他の女優さんがスチームアイロンを貸してくれて本番に間に合ったって。その女優がめるちゃんでしたか(笑)。

「宮沢さんを見ているとピュアに一生懸命頑張っている様子が伝わってくるので、私もめげずに頑張ろうって思えるんです。これからもいい関係で切磋琢磨していきたいです」

これ以外のインタビュー前半と後半はこちらのYouTube「夕やけちゃんねる」でご覧になれます！

【伊東める　Meru Ito】

• 生年月日：2000年10月10日
• 身長：163cm
• スリーサイズ：B84・W60・H90
• 出身地：台湾
• 趣味：映画鑑賞
• 特技：中国語、ピアノ、料理
• Twitter――@wish_meru
• Instagram――wish.meruIto

• インタビュー：神楽坂文人　https://twitter.com/kagurazakabunji
• インタビュー協力：Wish　https://twitter.com/Wish_pro_

【ただいま取材中】伊東めるさんの巻　「スカパー！アダルト放送大賞2022 MIAを受賞したインテリ美人女優が感謝の報告！」