所属アーティストが全員セクシー女優であり、生バンド、生歌にこだわりを見せるライブイベント「ミルキーポップジェネレーション（以下、ミルジェネ）」は月に3～4本ほど、セクシー女優によるライブを行っている。

そのミルジェネライブの名物企画となっている「月で逢いましょう」には数々の有名セクシー女優が出演し、質の高いライブを聴かせてくれているのだ。

4月4日には2月にセカンドシングル『白夜に月』を発売したばかりの枢木あおいちゃんが、東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンでワンマンライブ「月で逢いましょうvol.38」を開催。多くのファンがライブハウスに詰めかけた。

ステージに登場したあいおちゃんは客席との距離を確認すると、「すごい近い。足がガクガクだ」と若干、緊張している様子を見せた。

しかし、一旦ライブが始まると先ほどまで緊張していた姿は全く見られず、圧巻のパフォーマンスを披露した。

以下が今回のセットリスト

• 1曲目：『アイロニ』（すこっぷ）
• 2曲目：『ギラギラ』（Ado）
• 3曲目：『Time After Time』（シンディ・ローパー）
• 4曲目：『木綿のハンカチーフ』（太田裕美）
• 5曲目：『別の人の彼女になったよ』（wacci）
• 6曲目：『白夜に月』（オリジナル）
• 7曲目：『searchlight』（オリジナル）

• アンコール
• 1曲目：『月灯りふんわり落ちてくる夜』（小川七生）
• 2曲目：『二人のステラ』（オリジナル）
• 3曲目：『きえてく』

１曲目から情感たっぷりに歌うと、曲後「みなさん、こんばんは！　どうも枢木あおいです。本日は『月で逢いましょう＃38』ということで１曲目はボカロ曲で、すこっぷさんの『アイロニ』という曲を歌わせてもらいました」と落ち着いた表情でコメント。

2曲目は「ホンマに初めて聴いた時から耳に残って、めっちゃかっこいいと思いました。いつかライブで歌いたいと思った曲です」と『ギラギラ』（Ado）の曲名通り、ギラギラした感情を爆発させ歌ってくれた。

3曲目、4曲目は昭和世代を意識して、『Time After Time』（シンディ・ローパー）、『木綿のハンカチーフ』（太田裕美）をじっくりと聴かせてくれた。

5曲目は「ずっとハマっている歌」という『別の人の彼女になったよ』（wacci）を切なく歌うと、「歌いながら泣きそうになっちゃった。どうしようかと思った」と言うあおいちゃん。それだけ感情を込めて歌っているのだ。

6曲目は2月に発売したオリジナルの『白夜に月』を初めて生演奏で熱唱。この圧倒的歌唱力はセクシー女優界ナンバーワンと言ってもいいだろう！

そして、7曲目は「盛り上がっていきましょう！」とオリジナル曲の『searchlight』を全力で歌いライブは終了した。

ここで一旦、ステージを降りるが、ファンから大きな拍手が起こり再びステージに登場しアンコールが開始。

アンコール1曲目は『月灯りふんわり落ちてくる夜』（小川七生）をしっとりと歌い、続けてオリジナル曲の『二人のステラ』をオリジナルとはテンポを変えゆったりと歌ってくれた。

そして、ラストの曲に入る前にキーボードの平方元さんから、「また一緒にできる日をすごく楽しみにしています」と言われると、「ぜひ、ぜひ、やりたいです。やりたい曲がまだいっぱいあるので」と意欲をみせると、ギターの福田正人さんが「来週くらいにやりたいですね」とミュージシャンらしからぬジョークを言い放ちファンを笑わせたのだ。

最後のMCでは「これからも頑張って成長して、ずっとずっとみんなに音楽やいろんなものも届けていきたいと思っています。次の曲は最後になるんですけど、私が初めて作詞を手伝わさせてもらい、ほぼほぼ自分の言葉だけで作っていただいた曲です。本当にみなさん今日はありがとうございました」と言い、オリジナル曲の『きえてく』を甘く切なく歌い、素晴らしいライブを終えた。

これまで2つのレーベルからCDを2枚出している実力者だけに、今後もセクシー女優の活動はもちろん、音楽活動からも目が離せない存在だ。

枢木あおいライブダイジェスト動画はこちらからご覧になれます。

圧倒的な歌唱力を誇る枢木あおいがオリジナル曲を含む10曲を全身全霊で熱唱ライブ！「月で逢いましょうvol.38」

• 枢木あおいツイッター：@Aoi_krrg
• ミルキーポップジェネレーション：@MPGeneration

取材＆記事：神楽坂文人（https://twitter.com/kagurazakabunji）