かたせの柔乳に沈む男の指！

　一方、巨乳の濡れ場女王といえば、かたせ梨乃（64）。彼女も負けてはいない。

「推定Ｆカップの釣り鐘型爆乳とあって、“乳揉まれシーン”は大迫力。『極道の妻たちⅡ』（87年）ではグラドル役で、カメラマン役の月亭八方が、執拗に乳房の感触を楽しむように揉みまくるんです。指がどこまでも沈み込む“柔乳”の弾力が、存分に伝わってきました」（映画ライター）

　97年公開の『身も心も』では、数多いベッドシーンの過激すぎるセックステクが話題になった。

　高級ホテルの一室。彼女は浮気相手の柄本明と全裸で抱き合う。

「ねえ、後ろから、して」

　と、うっとりとした表情を浮かべ、オネダリ。うつ伏せバックの体勢になって、逆ハート型の豊満なヒップだけをクイッと突き上げる。柄本が一気に突き入れると、かたせは激しく喘ぎ、Ｆカップ乳と赤黒い乳首をシーツにこすりつけるように身悶える。

「お尻の突き上げ方が見事ですね。きっと、ふだんから深くまで押し込まれるのが好きで、この体位に、ずいぶんと慣れている感じがしましたね」（竹下氏）

　また別の濡れ場では、柄本と布団を被って、馬乗りシックスナインを行う。

「彼女の上下運動が壮絶。首を振って豪快にしゃぶりつつ、ついに巨尻を波打たせて、全身をバウンドさせました」（下関氏）

　社会現象にもなった不倫映画の名作『失楽園』（97年）の黒木瞳（61）も、かなりの床上手だ。「黒木は、当時36歳。41歳の役所広司を相手に、喉元をコクコクと鳴らすフェラシーンや、湯船の中での対面座位など、淫靡な大人のセックスを見せました」（前出の映画誌編集者）

　そんな彼女は、宝塚退団直後の11年前、初主演作『化身』（86年）で、すでに巧みな性技を披露していた。

「この映画で藤原竜也と４回も絡んでいます。もちろんフルヌードです」（前同）

　黒木は当時25歳。清楚なボディで、乳房はＢカップほど。透き通る白肌で、小粒な乳首が愛らしい。

　処女喪失のシーンから、秘部ギリギリのカメラアングルでクンニされる場面も。しかも、藤原はモロに顔を埋めて吸いついており、「アァ！　いや……ああ」

　彼女は本気で感じ、両脚をピンと伸ばして悶える。

　さらに映画中盤にもなると、黒木は藤原によって、すっかり淫らな女に。自ら騎乗位になると、次第に激し、細い柳腰を男の体に打ちつける。いわゆる“杭打ちピストン”に！

　最後は、「んんっ、はああっ！」

　甘い吐息を放って、ナカイキするのだった。

　濡れ場５大クイーンの最後の一人が高岡早紀（49）。

「初めて脱いだのは、94年の『忠臣蔵外伝　四谷怪談』。当時21歳の高岡の、推定Ｆカップのマシュマロ巨乳がモロに見えたときは、思わず映画館で“おおっ”と声を上げました」（下関氏）

　さらには、土砂降りの雨の中、佐藤浩市とグショ濡れになりながら座位でハメ乱れる。彼女は、着物の胸元もはだけ、「ああ！　アンタぁ、ああっ、あああっ！」

　と、悶えまくるのだった。

　そんな高岡は、２００５年『female〜夜の舌先』で、さらに大胆な濡れ場に挑戦。地味なＯＬが毎夜、片思いの男とセックスする夢に股間を濡らすという役どころ。夢の中では、バックで突かれながら、結合したまま、豪邸中を徘徊する。もはや床上手以上の曲芸セックスといえよう。

　さらに「いろんなところがこすれちゃう〜」、「イッていいから、キスして」などとエロすぎるセリフも、喘ぎ声混じりに連発。

「特徴的な艶のある声は、巨乳に匹敵する彼女の武器です。４月から、お昼の情報番組にレギュラー出演するそうですが、高岡が芸能人のスキャンダルなどにコメントするのかと思うと、それだけで興奮ものですね」（前出の映画ライター）

　とにかくエロいニッポンの濡れ場５大女王たち。皆さんのクイーンは誰？