テレビを見ていると、ごくたま～に「良い子は絶対にマネをしないでください」っていう字幕が流れるじゃないですか。

　アレを見るたんびに私はあるお爺さんのことを思い出すんです。

　それはかれこれ５年前のこと。当時はまだコロナなんてない時代でしたから、テレＨ界隈でも元気な年寄り連中がいっぱいいて、暇さえあれば白濁液を飛ばしまくっていたんです。

　中でも最高にエグかったのが、自分で汁王などというしょーもない「シコ名」をつけていた70歳くらいのお爺ちゃん。

　実際、その爺様は１回のテレＨで、常識では考えられないぐらいの精液を発射しておりました。

　汁王曰く、なんでも朝昼晩の食卓で精子に良いものばかりを食べているということで「金玉だけは20代のままじゃ」とうそぶく始末。ご長寿の方々がお元気なのは、まことに結構なことですが、毎日そんな妙なものばかり作らされる婆様のほうは、たまったもんじゃないでしょう。

　で、その汁王が、こともあろうにテレＨの最中に「オナニー仏壇がえし」をやっちゃったんですよ。

　ちなみに老翁によると、オナニーでの仏壇がえしとセックスの仏壇がえしは違うらしく、前者のほうはフィニッシュと同時に高い所から飛び降りるのが由緒正しき格式なんだとか。なんでも、イクときの快感と飛び降りるときのスリルが合体して、得もいわれぬ高揚感を味わえるそうです。

　まあ仏壇がえしの説明はいいとして、その結果はどうなったと思います？

　ええ、そうです。皆さんのご想像のとおり汁王の最期は惨憺たるものでした。私も長いことテレＨをしていますが、これほど悲惨なフィニッシュは見たことも聞いたこともありません。

　そして時が過ぎて現在。またしても良い子が絶対にマネをしてはならないことをする怪人が、立て続けに私の前に現れたんです。

　ある者は、包丁でチクチク玉袋を刺激しながらじゃないと満足感を得られないといい、またある者は掃除機の吸引口にペニスを突っ込んで悶絶し、挙句の果てには、あの汁王を病院送りにしたオナニー仏壇がえしをやる者まで、登場してしまいました。

　これは男性たちのストレスの表れでしょうか。それとも日本復活の兆しでしょうか。いずれにせよテレＨは「男の元気」のバロメーター。怪我をしない範囲で明るく元気に変態を解放してもらいたいものです。

【今週の怪人さん出没ダイヤル】

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